画像:時事
アメリカで「メディアリテラシー」の教育が義務化されたことを特集した15日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、MCカンニング・竹山隆範さんが子供だけではなく大人へのメディアリテラシー教育の必要性を訴えました。
カンニング竹山、メディアリテラシー教育の義務化訴え「トイレ行くようなもの」
15日、アメリカで「メディアリテラシー」の教育が義務化されたことに対し議論を交わし合った「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとその放送の中で、MCカンニング・竹山隆範さんがメディアリテラシー教育の重要性を声高に叫ぶシーンがありました。
昨年行われたアメリカ大統領選挙でも、陰謀論など信ぴょう性不確かな情報が飛び交ったネット上。
トランプ元大統領が何度も口にした「フェイクニュース」という言葉が話題になったことから、竹山さんは「これは日本でも必要だと思いますよ」とメディアリテラシー教育に納得。
「便利なんですけど、『昔と違う』と思っておかないと僕はダメだと思う」と教育の現場にインターネットが常在化している現状に教育が必要だと訴えました。
これには「大人になると偏ってしまったりね」と平石直之アナウンサーも同意。
さらに竹山さんは「インターネットが出るまではこんなことが起きるとは思ってもなかったわけじゃないですか。でもインターネットあるんだもん。便利なんだもん。これは教育が必要ですよね」として「もうだってインターネットから離れられないですからね。今後も人間の脳と、もう一つの脳を持って我々は生きなきゃいけない」とインターネットと生活が切り離せないものだと主張。
その上で「トイレ行くようなもので、そのような感じで教えていかないとダメかもしれないですね」と強調しました。
「教育をするしかない」『受け取り側』の問題についても言及
アメリカで義務化されたメディアリテラシー教育に対し、「教育していかないと」と日本国内でも同様の対策が必要と訴えた竹山隆範さん。
さらに竹山さんは、その後「結局これだけの情報が出て、情報源の人をそういうの止めようとなると報道の自由とか色々なものが出てくるからネットリテラシーの問題で『受け取り側』の教育をするしかないと思うんですよ」と成人のメディアリテラシー教育にも言及。
「『発信する側』の教育というのは、ウソはいくら教育しても金儲けのために発信する何度でも発信するから『受け取る側』を教育して、選ぶ、定めるという教育をしていくしかもうやり方はないと思うんですよね」とメディアリテラシー教育を受けてこなかった層の教育を指摘すると、「子供以上に大人はメディアリテラシーの教育が必要だと思うよ」などと番組を観ていた視聴者からも共感の声が。
実際、年代が上がれば上がるほどメディアの情報を鵜呑みにしてしまう傾向にあるのだとか。
「以前都内の大学で、メディアとの関わり方について調査されている教授の方がいらっしゃいましたが、その方がまとめた結果によれば若年層ほど様々なメディアを駆使し、またマスコミやネット上の意見に懐疑的になる傾向にあるとされていました。どのような方法かは不明ですが、教育が必要なのは正解だと思います」(ライター)
デマが度々問題になるネット上。
しかしそれをデマだと見抜ける知識がユーザーに求められていることは確かです。
(文:有馬翔平)