文:有馬翔平

千原ジュニア「俺、昔から思ってるんですけど…」自動車の踏み間違い事故に画期的予防策を提案

千原ジュニア
画像:時事通信フォト

画像:時事

先日、新宿歌舞伎町にある人気ラーメン店に高齢者の男性が運転する自動車が突っ込んだ事件を特集した14日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。

度重なるアクセルとブレーキの踏み間違い事故に、MC千原ジュニアさんが画期的な予防策を指摘するシーンがありました。

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千原ジュニア、相次ぐ自動車の踏み間違い事故に画期的な予防策を指摘

14日、新宿歌舞伎町にある人気ラーメン店に高齢者の男性が運転する自動車が突っ込む事故を特集した「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。

すると、MC千原ジュニアさんが相次いで発生する踏み間違い事故の予防策を示すシーンがありました。

アクセルとブレーキを踏み間違えたことで発生した新宿の事故。

しかし、この事故以外にも踏み間違い事故は過去5年で2万1000件以上も発生しているということに、スタジオからは「車の技術革新に期待したい」などと免許返納や自動車の搭載機能に期待する声が。

その中で千原ジュニアさんは「夕方4時?というのが不幸中の幸いで、これがお昼時だとお客さんもいっぱいいたでしょうし、これで済んでいたかわかりませんよね」と切り出すと「(千葉県の)銚子電鉄なんてこの間聞くと子供料金で乗れるんだって。自主返納されたら」と各社が取り組んでいる事故予防策に言及しました。

さらに「これは俺、昔から思ってるんですけど」と踏み込んだ千原ジュニアさん。

「マニュアルにしたら。オートマだからいってまうんで、マニュアルにしたらエンストして終わりだからね」と自動車の駆動を年齢によって制限するという予防策を指摘。

「年齢的にマニュアル車が運転できないとなると、もうそれは返納やろうし。だからね、ある程度65歳以上の年齢はマニュアル車しか乗ったらアカンとか」とコメントし「あっちこっちでエンストするかもわからん。でも大きな事故にはならんから」とマニュアル車に限定する策に自信を見せていました。

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「これはいい」千原ジュニアの予防策を支持する声

アクセルとブレーキの踏み間違い事故に対し、マニュアル車に制限する方法を打ち出した千原ジュニアさん。

すると、免許返納でもなく自動車の技術革新でもない新たな方法に番組を観ていた視聴者から、「これはいい。マニュアル車に限定すればすぐにでも解決できそうだ」などと千原ジュニアさんの案を支持する声が。

ただ、千原ジュニアさんの案が実現できるかは置いておいてもマニュアル車というのは踏み間違い事故を減少させるには十分な要素なのだと言います。

「クラッチペダルを切って自分でギア操作を行うマニュアル車ですが、日本がほぼオートマに移り変わったのに対し、欧州ではいまだ9割近くの車がマニュアル車だと言います。その背景には燃費を良くしたいという意識や、日本と違い渋滞が少なくマニュアル車でも難儀しないという点があるそうですが、実際マニュアル車が多い欧州では踏み間違い事故の発生率は低いというのが特徴です。」(ライター)

マニュアル車の占める割合が9割近くあるという欧州。

しかし日本ではマニュアル車に制限するという方法の実現は難しいようで、

「そもそも日本の自動車メーカーでマニュアル車を設定している車種は減少していますし、現在新しく自動車免許を取得する人たちの中でオートマ限定を選択する人は6割を超えていると言います。マニュアル車に制限して事故を予防するのは良策だと思いますが、日本国内でそれを制定するには長期的に見ても難しいと思います」(前同)

十年以上も議論が交わされている踏み間違い事故。

それでも画期的な解決策というのはいまだ発見には至っていないのが現実なのでしょう。

(文:有馬翔平)