画像:時事
田原総一朗氏をゲストに招き、先日行われた衆院選挙について議論を交わした6日の「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。
すると、落選した立憲民主党の辻元清美氏について橋下徹氏が敗因を分析しました。
橋下徹、宿敵・辻元清美の衆院選敗因を分析「血迷ったと思いますね」
6日、田原総一朗氏をゲストに迎え衆院選挙の結果について議論を交わし合った「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。
すると、大阪で落選した辻元清美氏の敗因を橋下徹氏が分析するシーンがありました。
この日、「辻元さんは選挙の結果を真摯に受け止めて、維新政治を認めてくれてるんでね」とかつて選挙特番で舌戦を繰り広げた相手を称えた橋下氏。
しかし、立憲民主党の幹部でありながら落選するという事態に話題が回ると田原氏は「辻元は楽観だった」と指摘。
さらに橋下氏も「最初はね、維新なんか『ローカル政党で眼中にない』って選挙始まる前に言ってた。そこから維新がまくってまくってまくりまくって最後辻元さん、自民党の山崎拓さんと組んで演説やっちゃった」として「あれは血迷ったと思いますね」と述べました。
さらに橋下氏は「だって辻元さん、自民党のことガンガン批判しているのに自民党の重鎮呼んで、一緒にやって」とも述べ、天敵を組んだ理由に「もうね、焦っちゃうの。選挙の時。もう『ウワーッ』て責められて。だから一票でも多くほしいから自民党の票でも欲しいと思って山崎さん呼んだんだけど」と分析。
その上で「そこを吉村(洋文氏)さんが逃さないね」、「『そんなのおかしいじゃないか!』、『自民党のことガンガン批判してるのに自民党と組んでおかしいでしょ!』と。それで高槻市民が最後動いちゃったね。後半」と落選した背景について持論を述べていました。
「国民をバカにしすぎ」大物議員落選に納得の声
辻元清美氏が落選したことに、自民党の重鎮とタッグを組んだことだと指摘した橋下徹氏。
すると、この橋下氏の分析に番組を観ていた視聴者は大方共感したよう。
《その通りだと思います。票欲しさに敵とつるむ厚顔無恥さが今回の敗北を招いたのは間違いありません》
《普段からあの剣幕で批判ばかりしておきながら、いざとなったら徒党を組む…国民をバカにし過ぎだと思う》
などと、辻元氏が落選した背景に橋下氏と同様の意見を寄せていました。
「未来選択選挙」、「逃げ恥解散」など今回も与野党が舌戦を繰り広げた衆議院選挙。
しかし有権者は、互いの脚を引っ張り合う泥沼選挙に一刻も早く見限りを付けたかったということが数字に表れたということなのでしょう。
(文:有馬翔平)