画像:時事
先日、来月発表の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語を特集した4日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、今年の流行語候補に出現したある「異変」についてEXIT・りんたろー。さんが指摘する場面が。
EXITりんたろー。、『流行語大賞』候補の異変を指摘「気になっちゃうのが…」
4日、先日発表になった「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると。今年の流行語候補に表れた「異変」をEXIT・りんたろー。さんが指摘するシーンがありました。
来月頭に発表される「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語。
「イカゲーム」や「ウマ娘」などブームとなったエンターテインメントや、「ピクトグラム」や「ゴン攻め」など東京オリンピックで注目を浴びた言葉が数多く候補に上がりました。
ただ、りんたろー。さんはその候補で気になることがあったよう。
「でも、どうしても気になっちゃうのが『お笑い』が入ってこなかったなという」と、候補30語の中にお笑い界からのノミネートがなかったことを指摘しました。
「今年珍しいですよね」と平石直之アナウンサーが共感すると、りんたろー。さんはその原因について「新しい人が出てきてないということ」と分析。
さらに「実力派の人が出てきた」とこれまでとは異なり「フレーズに頼らない」お笑い芸人が増加したとも、その背景を推察したのでした。
また、相方の兼近大樹さんも「フレーズに頼っちゃうと残れないとか、ちょっとダサいみたいな雰囲気が芸人界隈では出てきているので、ちょっと難しくなってきている」とりんたろー。さんのコメントをフォロー。
「成熟してきたんですかね?」という平石アナのコメントにりんたろー。さんは「これがフリになってまたそういう人が出てくるかもしれない」と芸人のトレンドが過渡期にあると述べていました。
「残念だ」視聴者からもノミネート外を惜しむ声
流行語大賞にお笑い界からの言葉が選出されなかったことを指摘したりんたろー。さん。
「だめよーだめだめ」(14年)、「ひょっこりはん」(18年)など毎年のように流行語に選出されていたお笑い界からのノミネートがないことについて番組を観ていた視聴者からも、「確かに今年はそういうのないな。残念だ」などと、ノミネート外になったことを惜しむ声が。
ただ、芸能界からもこの異変について言及するコメントがあったのだとか。
「ダウンタウンの松本人志さんも放送された番組の中でりんたろー。さんと同様にお笑い界からノミネートされていないことを指摘していました。キングオブコントで優勝した『空気階段くらいは入ってもいいのに』とも。確かにノミネートから外れましたが今年のキングオブコントは別格。審査員を刷新し、過去の優勝者を据えたことも話題になりましたし、空気階段のコントも洗練されていて非常に濃い大会になったと思います。その点ではお笑い界の未来は明るいと思いますけど」(ライター)
ノミネートされた新語はなくとも、今年も話題に富んだお笑い界。
誰もが認める流行語の出現は来年に持ち越しのようです。
(文:有馬翔平)