文:有馬翔平

ひろゆき「すでに枯れてて…」Facebook社のメタバース推進を酷評

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

先日、社名を『Meta』に変更することを発表したアメリカのFacebook社を特集した29日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、同社のこれらからの展望にMCひろゆき氏が苦笑を浮かべるシーンが。

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ひろゆき、Facebook社の事業を酷評「すでに枯れている」

29日、「GAFA」の一角であるFacebook社が「Meta(メタ)」に社名変更したことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、同社の今後の展望にひろゆき氏が持論を述べました。

仮装世界を意味するメタバースから名前を取り「Meta」と社名を変更したFacebook社。

この社名変更にひろゆき氏は「メタというのが上の概念って意味なので、みなさんが『Google』って呼んでる会社も実は親会社は『Google』じゃなくて『Alphabet(アルファベット)』という会社なんですよ」と例を挙げると、「Facebook社も『Ocurus Rift』だったりとかInstagramだったりとか色んな事業をやっているので、親会社をメタにしてFacebookとかの事業が下にぶら下がってるだけなんじゃないのかなって思ってます」とコメントしました。

ただ、同社が今後仮想現実事業に力を入れていくということに対しては「ネット上で人って何するかっていうと会話なんですけど、会話だけだとヒマだよねということで、じゃあなんかゲームでもしようかとVRチャットの中でゲームができるみたいなのが最近ちょこちょこあるんですけど」とゲーム業界の例を指摘。

「それなら最初からゲームやればいいじゃん、ということで『ファイナルファンタジーXⅣ』という日本発のサービスがオンラインユーザー70万人いてずっと月額課金してて、ずっとコンテンツを作り続けて今中で会話できたりだとか、中で麻雀もできたりするんですよ」と既存のコンテンツであると解説しました。

メタバース事業について解説を行ったひろゆき氏。

その後「ITのゲームを知らない人たちが『メタバース』って騒いでるんですけどゲーム業界ではすでに枯れてて、スクエアエニックスすごいよねってなってるんで、さっさとスクエアエニックス買っちゃえばいいんじゃないのって思ってます」と持論を述べていました。

 

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「すぐに廃れるよ」メタバース事業に懐疑的な声

Facebook社が社名を変更、そしてメタバース事業に力を入れていくことに対し酷評を下したひろゆき氏。

しかし、番組を観ていた視聴者も同様の意見を抱いたようで、

「まあ何番煎じだとは思うよ。ブームになってもすぐに廃れる」

「メタバースなんてずいぶん前にブームが起きたのに…これはひろゆきの言う通りで枯れてるよ」

などとメタバース事業に懐疑的な声が。

実際、メタバースへの取り組みは数十年前から始まっていたのだという。

「2000年代に『Second Life』というサービスが世界規模でブームになり日本でも流行したことを思い出しました。当時はサービス内での土地を売買して現実で利益を得るなど現実と仮想現実のリンクが注目されていたと思います。しかし現在ブームが過ぎ去ってしまっているところをみると、VRゴーグルを装着したメタバースは技術的な限界が近づいているのではないでしょうか」(ライター)

Facebook社がこれから本腰を入れて取り組むメタバース。

しかしデバイスの進化などがなければ、私たちの生活に定着することは難しいようです。

(文:有馬翔平)