画像:時事
今月、2021年度の『都道府県魅力度ランキング』が発表され群馬県知事・山本一太氏の発言が物議をかもしたことを特集した25日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、このランキングにMCカンニング・竹山隆範さんがナンセンスだと指摘するシーンが。
カンニング竹山、都道府県ランキングに疑問投じる「意味ないんじゃない?」
25日、2021年の「都道府県魅力度ランキング」が物議をかもしていることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
自治体を評価するランキングに、MCカンニング・竹山隆範さんが持論を述べました。
群馬県知事・山本一太氏が「法的措置」という発言を述べたことで、議論が巻き起こった「都道府県魅力度ランキング」。
すると竹山さんは「いや、もうランキングっていうのはさ、外国も日本も同じなのかもしれないけど、日本人っていうのはランキングというものが、だいぶ前から大好きでテレビでもランキングばかりなんですよ」とコメント。
「この『都道府県』に意味があるのかというと、賛否はあると思いますけど『極論は意味ないんじゃない?』と思います」と自身の見解を述べました。
また、竹山さんは「個人的には福島県に遊びにいったりもするんだけど」と、具体的な自治体名を挙げて「福島県2021年のランキングを見ると47都道府県中34位ですよ。結構下位な方なんだけど、福島に遊びに行くことで発見があったり、個人的には楽しかったりするから、このランキング通りなのかというとこれは疑問を感じるところはありますね」と首を傾げました。
「古くなってね?」都道府県魅力度ランキングはナンセンスか?
都道府県魅力度ランキングに対し「意味ないんじゃない?」と首を傾げた竹山隆範さん。
さらにこの日、同ランキングを作成しているブランド調査研究所の代表である田中章雄氏もスタジオに出演。
ランキングの有効性を訴える田中氏に対し「ランキングを下から見れば『魅力ないランキング』になってしまうんですよ」と、スタジオの出演者らからは反論が。
すると、これに竹山さんは「『魅力度ランキング』が出てきた時は非常に楽しいものだったと思うんですよ。でもここでも議論になっているように、県の魅力度ランキングを出していること自体がもうズレてないか、古くないかということになると思うんですよ」と指摘。
「本来魅力を出さなきゃいけないのは群馬県だったり下位の方だから、栃木県が2位になった時に『なんで』ってなって『いや実はこの魅力があるんですよ』となった方が面白いとなりますよね?」とコメントし、「昔は面白かったけど、今ちょっと『古くなってね?』という風に思う気がします」と時代遅れだと述べたのでした。
すると、竹山さんのコメントに番組を観ていた視聴者が反応、「確かにそうだ。時代に合ってない」「信ぴょう性に欠けるし、もうメディアも取り上げなくていいよ」などと共感の声が。
芸能界からも賛否の声が上がっている都道府県魅力度ランキング。
ランキング開始から十数年経過しましたがランキング下位であることを嘲笑し、それを「美味しい」と感じる感性は時代遅れになりつつあるのかもしれません。
(文:有馬翔平)