画像:時事通信フォト
信号が青信号に切り替わった瞬間、直進車よりも早く右折する「茨城ダッシュ」と呼ばれるマナー違反を特集した26日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
その特集で、スピードワゴン・井戸田潤さん愛知県の運転事情に視聴者から意見が噴出する事態に。
スピードワゴン井戸田、愛知県の交通ルールに見解
26日、全国各地にあるご当地運転マナーについて特集を組んだ「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
この特集に、「名古屋走り」で有名な愛知県出身のスピードワゴン・井戸田潤さんが持論を述べました。
信号が切り替わった瞬間、直進車よりも早く右折する「茨城ダッシュ」を取り上げた同番組。
そんな「ご当地運転ルール」について日常的にドライブする井戸田さんは、「愛知県だとさっきVTRでもありましたけど『名古屋走り』というのも良く聞く話で、ウインカーを出さずに車線変更するだとか」と、出身で愛知・名古屋のマナーをポツリ。
「『茨城ダッシュ』も名古屋走りの一つで、悪い走りの総称と認識していた」と、各地にあるマナー違反の交通ルールに驚いた表情を浮かべました。
また、井戸田さんは「『尾張小牧ナンバー』のことを『おわったこまったナンバー』って」、「尾張小牧ナンバーの人が名古屋に行くと、名古屋の人は尾張小牧ナンバーの人を入れないとか」と、愛知県の運転事情を力説。
原因については「尾張小牧のことをちょっとバカにしているというか」と分析し、「尾張小牧の人からすると三河ナンバーの方が走りが荒いとか、色んな話が出てきて」と、意見が対立していることも明かしたのでした。
「尾張小牧よりも…」愛知県民が主張する『新勢力』
「ご当地運転マナー」について愛知県内の複雑な運転事情を明かした井戸田潤さん。
その後番組では、舛添要一氏が「名前がつくと立体的にわかるというか、イメージが着きやすくなる」、「茨城ダッシュをやりたくなっちゃう子もいるんじゃない?」と述べ特集を締め括っていました。
ただ名指しされた愛知県民は井戸田さんの言葉に即座に反応、「三河のやつらの方が運転が荒い」、「尾張小牧ナンバーはトロいからどうしようもない」などとコメントが。
その中でも一致していた意見があったのだとか。
「コメントには三河、尾張のユーザーの他、岐阜県や三重県など近隣県とみられるユーザーの書き込みがありました。様々な意見がありましたが一致していたのは『今最もヤバいのは一宮ナンバー』ということ。数年前に尾張小牧ナンバーから独立した一宮ナンバーに対し、『今の問題児は一宮ナンバー』、『岐阜県民だけど最近は一宮ナンバーが運転下手だと思ってる』などという意見が上がっていました」(テレビウォッチャー)
やり玉に挙げられた「一宮ナンバー」ですが、このようなご当地運転マナーは全国に無数に存在していると言います。
「中部地方のとある都市に寄った時、私が直進してスペースがないにもかかわらずコンビニなどから無理やり割って入ってきて急ブレーキを踏んだということが立て続けに3件起こったことがありました。それを地元の人に冗談がてら話したら『ああそれ○○(都市名)走りだよ』って慣れた様子で…。一宮は岐阜県にも名古屋にも近いですし、歴史的にも複雑な土地柄ですから近隣とのルールの違いが浮き彫りになってるのかもしれませんね」(ライター)
度々話題になるご当地運転マナー。
ただいつでも、どこでも余裕のある運転を心掛けたいものです。
(文:有馬翔平)