画像:時事
警察署とコラボレーション動画を配信するもフェミニスト団体の抗議を受け、動画を削除することとなった事態を16日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集。
すると、フェミニスト団体の抗議にMCであるEXIT・兼近大樹さんが首を傾げるシーンが。
EXIT兼近、Vチューバ―へのフェミニスト議連抗議に疑問
16日、先日警察署とのコラボレーション動画を公開したものの、フェミニスト団体の抗議を受けてその動画を削除してしまったことで注目を集めたVチューバ―を「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集。
賛否が相次いでいる話題に、EXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。
これは千葉・松戸警察署と、松戸のご当地Vチューバ―である戸定梨香が交通安全の推進動画でコラボレーションをしたもの。
しかし、その戸定梨香の服装に全国フェミニスト議員連盟が「女児を性的に描いている」と抗議。
結果、動画は削除されてしまったことに対し、兼近さんは「これね…すげえ難しいと思ったんですけど」と厳しい表情。
「警官の制服を着て出てくれていたら何の問題もなく」と見解を示した一方、「だからと言って、あの衣装が性的かと言われたら僕はそうは感じなかった側の人間」とも。
「あれ見て女性でコンプレックスに思ってる人とかは『やだな』とか、『なんであんな服装するんだよ』とかね気持ちになるのはわかりますけど」、「フェミニスト議員連盟。女性がいきいきと生きることができるあらゆる環境づくりというのが、目的は素晴らしくて僕も理解できるし、手伝ってやりたい」と述べつつも、「ただ、僕は方法が危ないと思っていて」と全国フェミニスト議員連盟の手段に警鐘を鳴らしました。
「これでまた活動が狭まる」とした上で「これで分断になって正しい活動をしているのに、『おまえフェミニストだろ?』って逆側の意見の人たちが騒ぎはじめると思う」と、女性活躍の声が妨害されることを兼近さんは危惧。
「目的は素晴らしいのに方法がちょっと違えんじゃないかって」と全国フェミニスト議員連盟の抗議の声に疑問を投げかけると「分断が起こるのが一番悔しい」と、表情を曇らせました。
「私も苦手」女性からも戸惑い
全国フェミニスト議員連盟が行ったVチューバ―への抗議に対し、手段が違うと主張した兼近大樹さん。
その後は、「女性が女性の活動について『おまえそれ男性側だろ』って言ってるようなもんじゃないですか」とも持論を述べ続け、最後は「ちゃんとしっかりそれを知らないと、知らないことは本当に危ないことなので僕らが知っていくことで、向こうも知っていくことが大切」と歩み寄りの姿勢を強調しました。
すると、兼近さんのコメントに番組を観ていた女性視聴者も反応。
《まあその通りで、自分たちの主張を押し付け過ぎた結果人権侵害が生じているということですよね》
《私もいきすぎているフェミニストは苦手です…なんでも女性がって言わないでほしい》
《かねちーが一番冷静。ここで議論してほしい》
などと、全国フェミニスト議員連盟の抗議には戸惑いの声も。
女性からも苦言が相次いだ全国フェミニスト議員連盟によるVチューバ―への抗議。
しかし最終的には、兼近さんが締めくくったようにお互いの気持ちの落としどころが必要になってくるのだと思います。
(文:有馬翔平)