画像:時事通信フォト
平成初期から次第に増加していき、時には社会問題ともなったいわゆる「キラキラネーム」。
先日、上川陽子法務相が戸籍に「ふりがな」の導入を検討しているということを12日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)が特集。
すると、MC千原ジュニアさんが自身の経験からふりがな導入に賛同する場面がありました。
千原ジュニア、戸籍の『フリガナ導入』で実害告白
12日、先日上川陽子法務相が戸籍の「ふりがな」導入を検討し、法制審議会で「キラキラネーム」への対応を議論することを「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)が特集。
MCである千原ジュニアさんが「ふりがな導入」に意欲を見せるシーンがありました。
この日、平成初期から徐々に増加しはじめたキラキラネームに対し、田辺健二氏が「子供の名前って親ができる唯一無二のプレゼントなわけじゃないですか」、「本当にその名前を付けたいならフリガナをつけてそうすべきだと思います」とコメント。
一方、「ただ、かつての『悪魔ちゃん騒動』みたいにその子が成人になって成長期も含めてですけど確実に困るような名前、それだけは法律がなくても大人が止めなくちゃいけない」と慎重な姿勢も見せました。
すると、千原ジュニアさんは「単純にね、フリガナつけるってだけでいいと思いますけど」と導入に賛成。
そして、「俺なんかもね、せいじもですけど読めないんですよ」と自身の本名も初見では「読めない」ことを明らかに。
兄、せいじさんは「せいじは靖国神社の『靖』に歴史の『史』なんで『やすし』、『せいし』」。
また、自身の本名は「こうじ」で「俺なんかはサンズイに告白の『告』で歴史の『史』なんで、『ひろし』か『ひろふみ』なんですよ」。
正しい本名を呼ばれることが少なかったという千原ジュニアさん。
「『こうじ』って読まれへんから」ということで実害もあったようで、「毎回『ひろふみ』さんとか『ひろし』さんとかで、『あ、こうじです』って」、「それももう言うのもめんどくさいから、何年か『ひろし』でいってたもんね。もうなんでもええわみたいな」と、様々な場面で「ひろし」を名乗っていたことを告白しました。
「導入すべき」意外と多い実害に共感の声
「浩史」と本名から「ひろし」や「ひろふみ」と間違え続けられてきた千原ジュニアさん。
「だから『ふりがな』があればね」と戸籍にふりがなを導入する案には賛成の意思を示していました。
これには視聴者も千原ジュニアさんの考えに共感したようで、
《導入は是非してほしい》
《キラキラネーム云々以前に、普通の名前でも呼び間違えられてる人がいるんだよな…》
《私の夫もこれだな。間違えられる度にぶつくさ言ってる》
などと、「ふりがな」導入を希望する声が。
度々物議をかもす「キラキラネーム」。
しかしそれ以前に、名前の読み方によって不快感を覚えている人は一定数存在するようです。
(文:有馬翔平)