画像:時事
先週金曜日、今月末に投開票が行われる自民党総裁選への不出馬を表明した菅義偉首相。
各メディアの報道では菅首相が自民党重鎮の支持を失ったことが不出馬の原因とされる中、5日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)では元東京都知事の舛添要一氏が解説を行いました。
するとその放送中、MC千原ジュニアさんが潮目が変わった瞬間を指摘するシーンが。
千原ジュニア、菅政権支持率急降下の『潮目』を指摘
5日、先週金曜日に突如自民党総裁選への不出馬を表明した菅義偉首相を特集した「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
1年で首相の座から降りることに、MC千原ジュニアさんが持論を述べました。
この日、これまでの報道から一転して不出馬を表明した菅首相について元東京都都知事の舛添要一氏が解説を行った同番組。
昨年に体調不良で首相を辞任した安倍晋三前首相に後を継いだ菅首相を、舛添氏は「雇われマダム」と表現。
そして、「色んな人が支えたわけですよ」と指摘した一方で、「そしたら使い物にならなくなったら捨てるんです。雇われマダムというものは捨てられるんです」とも解説し、「彼も真面目だから、やる気なくなっちゃった」と不出馬までに政治家同士のやり取りがあったと述べたのでした。
すると、千原ジュニアさんも「顔で言うとまったく違いますね!全然違いますね!」と菅首相の顔つきに「ビックリしましたね」と、驚き。
さらにこの日、ゲスト出演したTKO・木本武宏さんが「あれ『ガースー』って言ってスベリはったぐらいの時でしょ?」と、賛否を巻き起こしたネット配信番組での自己紹介に触れると、「スベリ終わってから顔つき変わっていったかもしれませんね」と千原ジュニアさんも苦笑。
「あそこからね、あそこから変わっていったかも」と、その後支持率が急降下していったこととの関連を疑っていました。
「日本学術会議が…」、「銀座の会食も」たくさんあった潮目
「あそこから変わっていった」と、菅政権の潮目が変わった瞬間を指摘した千原ジュニアさん。
すると、番組を観ていた視聴者も菅政権の風向きが変わった瞬間について様々なコメントが。
《初っ端にあった日本学術会議の任命問題じゃない?》
《二階との銀座の会食もあったな。GoToでもめてる中で会食行って、俺でもあれはふざけるなと思ったし》
《色々やってくれたと今になって思うけど、やっぱりコロナ対策がな》
などと、「ガースー」の前後にあった問題を指摘する声が上がったのでした。
実際に支持率は新型コロナの第三波直前に、二階俊博氏などとの銀座で会食が明らかになった直後に下降。
しかし、当たらずとも「ガースー」のあたりで潮目が変わったのは間違いないようです。
(文:有馬翔平)