文:有馬翔平

高橋真麻、旭川いじめ事件に絶句「どうしたらいいんだろう」

高橋真麻

画像:時事通信フォト

今年3月、北海道・旭川で中学2年生の少女がいじめを原因に失踪し遺体で発見された「旭川いじめ事件」。

先日、遺族が手記を公開し学校側のずさんな対応が明らかになったことを23日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)が特集すると、高橋真麻さんが持論を述べました。

すると、高橋さんのコメントに視聴者から称賛の声が上がることに。

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高橋真麻、旭川いじめ事件に絶句「どうしたらいいんだろう」

23日、北海道・旭川で発生したいじめを起因とする少女の死亡事件を特集した「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、フリーアナウンサーの高橋真麻さんが持論を述べました。

これは今年2月、旭川で以前からいじめ被害を訴えていた中学2年生の少女が氷点下の中自宅から失踪し、翌月遺体で発見されたという事件。

先日になって遺族が手記を公開し、少女の通っていた学校にいじめ被害を訴えるも真面目に取り合ってもらえなかった事実が明るみになるとその世間から注目を集めました。

この日、手記の内容が番組内で伝えられると高橋さんは「先生もダメ、教頭もゴミ、教育委員会も取り合ってくれない…どうしたらいいんだろう」と絶句。

「お母様もすでに疲弊されてらっしゃる中でなす術がないというのが…どうしたらいいのかというのが…」と、目を疑うような内容に言葉を失っていました。

また、高橋さんはいじめ撲滅の手段について「いじめの内容が悪質すぎて、いじめという言葉にしない方がいいと思うんですよね」と指摘。

「世の中のいじめを『いじめ』という言葉にまとめずに、叩いたらなら暴力という罪になる。道徳の時間とかでいかにそういうことしちゃいけないかということを言わないと」と、繰り返されるいじめ問題の再発防止に言及したのでした。

いじめの根絶に対してもコメントした高橋さん。

「結構いじめてた側ってあんまりそういう意識がなくて、同窓会で会った時に『俺ら仲良かったよな』みたいな。『ちょっといじってたよな』くらいに思ってた人も結構いる」と終始、加害者側の意識改革を訴えていました。

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「グッジョブ!」不適切発言も拍手喝采

旭川で発生したいじめ問題について、「いじめという言葉にしない方がいいと思う」と持論を述べた高橋真麻さん。

すると、この高橋さんの熱弁に視聴者が次々と反応したのだそう。

「視聴者が反応したのは『先生もダメ、教頭もゴミ、教育委員会も取り合ってくれない』という部分の特に『教頭もゴミ』というコメント。不適切な表現にスタジオから苦笑が漏れましたが、『加害者にも未来がある』、『1人のために10人の未来をつぶしてもいいんですか』という発言をした人物をゴミ扱いしたことに視聴者からは『共感できる』との声が相次いでいました」(テレビウォッチャー)

視聴者が反応した「教頭もゴミ」という発言。

実際、SNSでも反響を呼んでいるようで「バイキング」と検索すると「ゴミ」というワードが関連付けられそこには、

《高橋真麻さん、ハッキリ教頭はゴミだって。人にその表現はどうかと思いますが今回ばかりは私もそう思います》

《真麻さんグッジョブ!その通りって言葉しか出てこないよ!》

《高橋真麻が教頭をゴミ扱いしてて草。もっと言ってやれ》

などと、高橋さんの言葉を支持する書き込みが多くありました。

不適切な表現にもかかわらず、称賛を浴びた高橋さん。

それだけいじめ問題に対する世間の怒りが高まっているということなのでしょう。

(文:有馬翔平)