画像:時事
東京オリンピックで、日本フェンシング界に初めて金メダルをもたらした男子エペ団体。
8日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)がこの快挙を取り上げると、この日ゲスト出演したロンドンオリンピック男子フルーレ団体の銀メダリスト・三宅諒さんがこの快挙に隠されたある「秘密」を明かすシーンが。
MC千原ジュニアさんが「話題になりそうやのに」と驚いた、その秘密とは一体?
フェンシング男子エペ団体の快挙を三宅諒が語る
8日、東京オリンピックで日本フェンシング界史上初の金メダルに輝いた男子エペ団体の快挙を取り上げた「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)に、ロンドンオリンピックで男子フルーレ団体の銀メダリスト・三宅諒さんが出演。
後輩が成し遂げた快挙についてその胸中を明かしました。
この日、歴史的快挙をオープニングから扱った同番組。
「三宅さん、フェンシングやりました」と迎えられた三宅さんは「歴史的快挙ですね!」と、フェンシング界の後輩らが成し遂げた快挙に顔をほころばせました。
今回、金メダルを獲得したフェンシングの「エペ」は全身が有効面となっており、世界で一番競技人口が多く「キングオブフェンシング」と呼ばれる種目。
今回も自国開催枠で出場し、「出してもらったという状態」と三宅さんもあまりメダル獲得の可能性は信じていなかった様子。
そのため、「ぶっちゃけ誰も取るとは思ってなかった?」という質問には「関係者からすると、1回戦目がアメリカだったんですけども7点差という大きな点差をつけられて、観てる側も『もうダメだな』と目を離してた」と初戦から諦めかけるシーンがあったと告白。
しかし、そこからアメリカを破り、強豪フランス、韓国、そして決勝ではロシアオリンピック委員会を撃破し金メダルを手に。
まさに破竹の勢いで獲得した金メダルに「『あるんじゃない』と思ってたら金メダルを取っていた」と三宅さんら関係者も驚いたことに、スタジオからは改めて「なるほどね」と今回の快挙に感嘆の声が漏れていました。
「見たかった」視聴者も気になるフェンシングの『謎』解明
関係者も予想していなかった今回のフェンシング男子エペ団体による金メダル。
ただ、MC千原ジュニアさんにはフェンシングの試合である気になることがあったよう。
「観ていてちょっと思ったのは…」と三宅諒さんにぶつけた疑問は「フェンシングマスク」について。
今回、オリンピックのフェンシング競技に出場した各国はフェンシングの防護マスクに自国の国旗をプリントして登場。
一面に色鮮やかな国旗が映し出されたことに、ネット上では「筋肉マンみたい」と注目を集めていたのでした。
しかし、日本はほかの国と異なり自国の国旗を施さない状態で出場。
「なんで日本は日の丸つけなかったんですか?」と疑問をぶつけられた三宅さんは、「1回あったんですけど」と日の丸を防護マスクにプリントする案があった事実を認めました。
しかし結局「『目玉の親父』みたいになっちゃったんですよね。で、ちょっと違うなと」と、想像と異なるものが完成してしまったことからとん挫してしまったことも明らかにしたのでした。
解明されたフェンシングの「謎」に笑いに包まれたスタジオ。
疑問をぶつけた千原ジュニアさん本人も「それはそれで話題になりそうやのに!」と苦笑を漏らした一方、「どう考えても目玉の親父ですね!」と全くの別物のなってしまうと指摘していました。
ただ、視聴者からは「見たかった」、「アメリカは『筋肉マン』、ブラジルは『20世紀少年』みたいだったから『ゲゲゲの鬼太郎』もアリでしょ」という声が。
今回の快挙により、いつの日か「目玉の親父」マスクが披露される日が来るかもしれません。
(文:有馬翔平)