(※画像はイメージです)
3日に放送された「Nスタ」(TBS系列)。
ゲストコメンテーターでインターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁さんが、菅義偉首相と小池百合子都知事に「2人とも至急お辞めになった方がいい」と口調は穏やかながらも怒りの発言をしました。
あまりにも強い言葉の選択に、一時「倉持先生」がツイッターのトレンド1位にランクイン。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
『Nスタ』、倉持仁先生が怒りの発言でスタジオ凍り付く放送事故
3日に放送された「Nスタ」(TBS系列)。
ゲストコメンテーターに、インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁さんが出演しました。
政府の新たな方針として、コロナ患者の入院対象を重症者らに限定、重症化リスクが低い中等症患者は自宅療養とするという方針転換を受け、コロナ治療の最前線にいる立場として「言っていることがめちゃくちゃ」と語る倉持さん。
続けて菅首相・小池都知事について「この2人がおっしゃっていることというのは、国民にまっとうな医療体制を供給しませんよというメッセージだと思う。こういう人たちに国を任せては国民の命は守れませんから、2人とも至急お辞めになった方がいい」と穏やかながらも、直球で強めの発言をします。
この発言を受け、キャスターで同局アナウンサーのホラン千秋さんは「あの…」と、二の句が継げずに沈黙。
同席していた出演者らも驚きの表情で固まるなど、スタジオは凍り付きました。
これらの発言を受け、視聴者は
《倉持先生の怒りはもっともだと思いますし、多くの国民も怒りを感じていると思います》
《倉持医師の発言は、現場の医療者皆の発言といっても過言では有りません。》
《国民の大多数が思っていることを代弁してくれた!自分も倉持医師を支持します》
《真っ当な言葉にテレビ人は固まるなよ》
など、倉持さんの意見に全面的に賛成し、指示する書き込みが殺到。
一時、Twitterのトレンドで「倉持先生」が1位になるほどに注目を集めました。
政府の方針や発言に倉持医師の憤り、医療現場はすでに崩壊
倉持さんの怒りは収まらず、現場の声として「医療現場に治療薬を早く渡していただきたい」とし、「ぜひ自宅でも外来でも治療できるような体制を至急構築することで、重症化せずに、『普通の軽い病気だったね』と初めてなる」と進言。
そのほかにも「レムデシビルや抗体カクテル療法の薬も、数が足りないので入院でしか使うなと厚労相から通達が出ている。外来にたくさん患者さんが来ていて、早く使ってあげたいがそれができないので非常に困っている」と訴えます。
自身のTwitterでも「火事など起こっていない、大丈夫、大丈夫、自分ならうまくやる、対策は十分で問題ない、とずっと言い続けてきたのに大火になったら、自分で消せ! 皆保険制度の放棄だ! 絶対に許してはいけない。死人が増え、惨状となる!」など、医療現場の最前線にいる立場から厳しい声を上げました。
中等症から重症になるタイミングで自己申告することを政府が主導する事に、無責任と追及の声が止まらず、もはや医療機関の大混乱は必至。
助かる命も見捨てる政府のスタンスから、絶望が可視化され、国民は秋の衆議院選挙を待つしか道はないのかもしれません。
(文:Quick Timez編集部)