画像:時事通信フォト
昨日行われた東京オリンピックの男子サーフィンで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手。
オリンピックの新種目でメダリストが誕生したことを28日の「めざまし8」(フジテレビ系)が取り上げると、サーフィンを趣味としているMC谷原章介さんがコメントを述べました。
しかし、不用意にな一言が視聴者から「不適切」と抗議を招くことに。
谷原章介、サーフィンの快挙に大興奮「素晴らしい」
28日、昨日東京オリンピックから導入された新種目「サーフィン」からメダリストが誕生したことを取り上げた「めざまし8」(フジテレビ系)。
この快挙に、自身も趣味でサーフィンを楽しんでいるMC谷原章介さんがコメントを述べました。
昨日、開催されたサーフィンで銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手と、銅メダルを獲得した都筑有夢路選手。
惜しくも金メダルは逃してしまったものの、新競技でメダルを獲得した快挙に谷原さんも「素晴らしい銀メダル、銅メダル」、「日本人が世界のトップ3に男子も女子も入るってあり得ないくらい、すごいこと」と拍手を送りました。
また、五十嵐選手に対しては「強い波に対する恐怖心だったりとか、強い波に負けない体力、脚力。そういった意味でどうしても叶わない中、小さいころから向こう(米国)の世界レベルの波に相対しているカノア選手はずっと体が作り上げられている」と称賛。
そして、試合後の五十嵐選手が言葉を詰まらせたシーンで「最後インタビューで飲み込んでいる言葉…家族への想い、悔しさ、色んな事が透けて見える」、「僕もずっと観てましたけど、こっちまで色んな想いをいただきました」と、もらい泣きしたことを明かしました。
「失言してしまう病気」不用意な一言に抗議相次ぐ
五十嵐カノア選手、都筑有夢路選手の健闘を称えた谷原章介さん。
その後「残念だったのは…」と、五十嵐選手が金メダルに到達できなかった原因について切り出すと、「カノアさんはレギュラー(ボードに対し左足が前)で、フェレイラはグーフィー(右足が前)なんですよ。逆向きなんですよ、波に乗る方向が」と指摘。
さらに、「フェレイラさんの方向にいい波が入ってきて、バックサイドに行ってみようと思うと波が立たなかったりして本当にね…波に恵まれなかったと言ってしまうと、それまでかもしれませんけど、『見る目がなかった』と言えるのかもしれませんけど…残念」と自身の分析を口にしたのでした。
すると、即座に永島優美アナウンサーが「見る目がない」という谷原さんの発言に「見る目がないというのはねあれですけど、ちょっと違う」とフォロー。
しかし、その言葉を聞き逃さなかった視聴者から、
《銀メダリストに対し『見る目がなかった』は失礼です。不適切だと思いました》
《谷原さんは失言してしまう病気なんだと思います。一度診てもらった方がいい。割とマジで心配しています》
《見る目がなかったはない。決勝を堂々と戦った選手にかける言葉ではないでしょう》
などと抗議の声が。
ただその一方で、抗議の声に反発する声も上がっているのだという。
「MC就任から失言の多い谷原さんですが、そのどれも悪意ある発言ではないと思われます。今回も『別に貶したいわけじゃないだろ』と批判の声を『過敏』と指摘する声がありました。ただ谷原さんの言葉選びが悪いのは事実。難しい言い回しをせずに、ストレートに表現してもいいような気はします」(テレビウォッチャー)
ここ数ヶ月で失言を繰り返してきた谷原さん。
言葉選びに今一度、慎重になった方がいいようです。
(文:有馬翔平)