画像:時事通信フォト
今月に入り、千葉・柏周辺で目撃証言が相次いで報告されているミナミジサイチョウ。
4日、捕獲作戦が実行されることを「ひるおび!」(TBS系)が随時中継していると、弁護士・八代英輝氏のコメントを信じられない部分で遮ることに。
すると、その不自然な放送に視聴者からは説明を求める声が相次いで寄せられています。
恵俊彰、『ひるおび』中継で脱走の怪鳥発見に大騒ぎ「いましたよ!」
4日、千葉・柏市周辺で目撃されているアフリカ大陸原産の絶滅危惧種、ミナミジサイチョウの捕獲作業を中継した「ひるおび!」(TBS系)で番組放送中に問題の鳥が姿を現すという事態に出演者が沸きました。
昨秋から千葉、茨城の県境周辺で相次いで目撃されているミナミジサイチョウ。
翼を広げた大きさがおよそ2mにもある大型の鳥ですが、同日は関東地区でも大雨が降っていることから鳥の体力消耗を狙って捕獲作業が実施されることに。
その捕獲作業の様子や専門家の意見をスタジオで伝えていたところ、突如MC恵俊彰さんが「ちょっと待ってください…あ!いた!いましたよ!」と絶叫。
中継先のカメラに画面が切り替わると、顔面から首にかけての深紅色が特徴のミナミジサイチョウが映し出されたのでした。
放送開始早々に目的の鳥があっけなく見つかったことに、スタジオの出演者も驚き。
弁護士・八代英輝さんは「こんな簡単にいるもんなんですか?」と、番組の演出を冗談交じりに匂わせると「違いますよ!誰かがキュー振ってるように思ってるかもしれませんが」と恵さんが否定し。スタジオは笑いに包まれていました。
ただその後、放送時間内に捕獲にはいたらなかったミナミジサイチョウ。
警戒心の強さから難航する捕獲作業に、「また明日以降はお天気回復ということですけども…」と恵さんも心配そうにコメントを残しました。
「今の偶然?」不自然なコメント打ち切りに視聴者も首を傾げる
放送中、現在世間の注目の的になっているミナミジサイチョウを発見した4日の「ひるおび!」。
ただミナミジサイチョウ発見時、視聴者の視線はミナミジサイチョウではなく八代英輝氏のコメントに向いていました。
発見直前まで同じ動物の話題として、上野動物園のパンダの妊娠を特集していた同番組。
するとパンダの話題に合わせて八代氏は「これ今日は天安門事件から32年という…」と中国国内では今でもタブーとなっている事件の名前を口に。
その直後「ちょっと待ってください…あ!いた!いましたよ!」と恵さんがコメントを遮断し、映像がミナミジサイチョウの中継に切り替わったものだから視聴者は大騒ぎ。
「かぶせ気味に『いましたよ!巨大鳥!!』はてさて。偶然なのかな?」
「たまたまなのかわざとなのかはわからんが、天安門事件って言葉が出た瞬間に話題を遮断して中継に切り替えたな…露骨すぎひんか」
「『外来種の鳥見つかりました!』って恵が切り替えたけど、どう考えても数分前からスタンバってたよねあそこに」
「これ、もう八代さん天安門の話することなさそうだわ。発言遮ったの意図的なんじゃないの?」
などと、番組の行動を疑う声が続出しました。
「八代弁護士がコメントを始めた時、すでにスタッフがざわつく様子が放送でも確認できていました。なので、故意的に八代弁護士のコメントを遮ったとは考えられません。おそらくはたまたまだったのでしょう」(テレビウォッチャー)
おそらく非常に悪いタイミングで偶然が重なってしまったと思われる4日の「ひるおび!」。
巨大鳥の撮影には成功したものの、あらぬ誤解を招いてしまったようです。
(文:有馬翔平)