(※画像はイメージです)
今月25日未明、小田急線座間駅のホームに、3人の男が無断で侵入する事件が発生しました。
現場に残された映像から、男たちの目的は鉄道ファンの間で人気の列車の「撮影」だったということが明らかになっています。
鉄道ファン、人気列車「ロマンスカーRSE」を緊急停止させる…未明のホームに侵入
3人の男が今月25日未明、神奈川県座間市にある小田急線座間駅のホーム内に無断で侵入し、走行中の列車を緊急停止させる事件が発生しました。
現場に残された映像からは、男たちが撮影用の機材を持っていたことが確認でき、「撮影目的」だったことが明らかに。
この日は、91年から12年まで同鉄道を走っていた「ロマンスカーRSE(Resort Super Express)」が来年の春開業予定の「ロマンスカーミュージアム」に移送される予定で、人気の列車を一目見ようと座間駅以外でも鉄道ファンと見られる人物が線路内に侵入する事件も発生。
そのうち1人が警察に身柄を引き渡されています。
「クズすぎる…」鉄道ファンからは批判が殺到
人気列車「ロマンスカーRSE」をめぐって各地で発生した事件。
事件の詳細が明るみになると、男らの行動に批判が噴出しました。
「クズすぎる…もはや狂気」
「頭のネジ外れてるな」
「ルールを破ってまで撮影した写真に価値があるのか?」
また批判は鉄道ファンからも。
「これだから撮り鉄(車体を撮影する鉄道ファンのこと)が悪く言われる」
「一部の奴らの行動なのに全体に迷惑がかかる」
などと、四方八方からクレームが相次いでいました。
これまでもマナー違反が全国で指摘されてきた撮り鉄。
しかし、マナーの範疇を超えて法的違反行為に走った今回の事件で、ファンの品格がさらに貶められたことは間違いないでしょう。
(文:有馬翔平)