画像:時事
女子中学生に現金5万円を渡して、みだらな行為をしたとして男が逮捕されました。
しかし、ウーバーイーツの配達員という情報が報じられたことから、「職業を報じる必要あるのか?」などの反発の声が相次いでいます。
女子中学生にみだなら行為で逮捕の男、「ウーバーイーツの配達員」の報道に疑問の声「職業いらなくね?」
19日、女子中学生に現金5万円を渡して、みだらな行為をしたとして男が逮捕されました。
報道によれば、男は今年3月に犯行に及んでおり、SNSで知り合った女子中学生に未成年と知りながら、現金5万円を支払いみだらな行為をしたとのこと。
しかし問題だったのは、その報道の仕方。
TBS系列のニュースサイトが容疑者の職業に関して「ウーバーイーツの配達員」と報じたのです。
これにはネット上からも、
《これ、もはやウーバーイーツ配達員であるかどうかは関係なくね?》
《個人事業主という肩書でよかろうにウーバーイーツ配達員ってわざと書くあたりは、記事に少なからず悪意があるだろうな》
《熱い風評被害だなこれ》
《その犯罪が職務上起きた犯行でないのなら職業を報じる必要性ってどこにあるのだろう?》
《というかUberEATSの配達員って普通に個人事業主だからUberEATS配達員っていう肩書きはおかしいよね?》
などの批判的な意見が相次ぎました。
ウーバーイーツの配達上で事故を起こしたり事件を引き起こしたとなれば、職業を報じる必要はあるかと思いますが、今回の場合には職務と全く関係のないところでの事件ですので、固有名詞を報じる必要性に疑問を抱くのも無理はありません。
現に、同じ事件を扱った日本テレビ系列のニュースサイトでは男の職業を「配送業」としておりました。
ウーバーイーツ配達員の逮捕により、「現金5万円」を給付金と勘違いする人も
女子中学生に現金5万円を渡して、みだらな行為をしたとして男が逮捕された事件。
この事件が報じられると、Twitterでは一時「現金5万円」がトレンド入りする事態に。
そして、「現金5万円」というワードだけを見たユーザーからは、
《「現金5万円」って支給されること決まったのかと思ったら全然綺麗なお金の話じゃなかった》
《トレンドに現金5万円が入っていたので、また給付金もらえるのかと思ったら違いました。》
といった声が寄せられました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が支給をした10万円の「特別定額給付金」。
この給付金をめぐっては、先日も追加で支給するかどうかの議論が交わされていただけに、今回の「現金5万円」を給付金と勘違いする人が続出したのです。
逮捕されたタイミングも最悪の事件でありました。
(文:服部慎一)