(※画像はイメージです)
13日、小岩井乳業のロングセラー商品「小岩井フルーツ」が、製造終了することが明らかになりました。
長年、銭湯上がりには欠かせかった同商品。
突然の悲報に、全国各地から悲鳴が上がっています。
「小岩井フルーツ」が終売へ…銭湯の定番として長年愛される
小岩井乳業の瓶詰め飲料のヒット商品として、片翼を担ってきた「小岩井フルーツ」。
そのロングセラー商品が13日、終売となることが明らかとなりました。
今月31日をもって終売となるとのことです。
同商品は、小岩井乳業株式会社が提供する200ml入りの瓶詰めの商品で、まろやかなミルクに、さわやかなフルーツをブレンドした味が特徴。
特に、銭湯や温泉施設などの自動販売機で販売されており、牛乳やコーヒー牛乳に次いで人気となっている商品でした。
生乳は50%未満ではあるものの、果汁にはオレンジ、パインアップル、バナナを使用するこだわりぶりで、風呂上りであってもゴクゴクと飲めるような爽やかさも人気の理由の一つ。
2012年に発売されて以降、銭湯の定番として長年愛されてきた同商品であるだけに、ネット上からは、
《フルーツ牛乳大好き。 えー、無くなっちゃうのは残念です》
《たまにフルーツ牛乳飲みたくなるんだよな〜。ショックです》
《え、待って小岩井のフルーツ牛乳好きだったんだけど》
《悲しーーーーー》
などの声が寄せられております。
「小岩井フルーツ」の終売をめぐり落胆も…ペットボトルでの再販に期待の声
終売が決定したことにより、多くの落胆の声が寄せられている「小岩井フルーツ」。
フルーツ牛乳をめぐっては、昨年の3月末に「株式会社 明治」が販売していた瓶詰めの「明治フルーツ」も生産終了となっています。
生産終了の理由として同社は「売り上げの減少」という回答をしており、この当時もファンからは悲しみの声が寄せられていたのも事実です。
しかしながら、後継品とも呼べるペットボトルタイプの「明治フルーツ」も発売されており、こちらはオレンジ、りんご、西洋なし、パインアップル、レモンといった豊富な果汁を使用し、ファンの心を鷲掴みにしています。
こうした流れがあることから、小岩井フルーツの生産終了に伴い、ペットボトルでの再販を期待する声も寄せられるほど。
銭湯などの温浴施設からフルーツ牛乳がどんどんと姿を消す中、ペットボトルという新たな形で再登場してくれることに期待します。
(文:服部慎一)