文:有馬翔平

NHK「あさイチ」、箸の持ち方に視聴者騒然!賛否相次ぐ結果に

NHK
画像:時事

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14日に放送された「あさイチ」(NHK総合)。

同番組でこの日、箸の持ち方についての特集が放送されました。

しかし、その持ち方の表現方法に、視聴者から賛否が。

視聴者が注目したその表記とは?

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NHK「あさイチ」、箸の持ち方に視聴者騒然!「素晴らしい」、「気持ち悪い」と賛否相次ぐ…

14日午前に放送された「あさイチ」(NHK総合)。

この日、同番組で「箸の持ち方」についての特集が放送されました。

今年、メジャーリーガーであるダルビッシュ有さんのSNSの投稿でも話題になった箸の持ち方。

しかし現在、「正しい」と言われる持ち方で箸を使う人は、全体のおよそ50%にとどまっているそう。

では、正しい持ち方とされる以外の使い方で箸を持つ人は、どのような持ち方をしているのか。

「箸の持ち方は様々です」

子供の食育に携わり、箸の持ち方を研究している愛知みずほ短期大学の客員教授・上原正子さんによれば箸の持ち方は複数あると言います。

上原さんがこれまで確認してきたのは、「正しい持ち方」とこれまで言われてきた「伝統型」を含め6種類。

すると、箸の持ち方に「多様性」があることに番組の視聴者が反応する結果に。

「『正しい持ち方』じゃなくて『伝統型』というあたりが現代的」

「多様性を認めるのはいいことだと思います」

「どんな持ち方でも食事できればいいでしょう」

などと、今まで「マナー違反」だとされてきた持ち方を認めるような放送内容に称賛する視聴者の一方、

「正しい持ち方以外ありえない」

「一緒に食事していて、汚い箸使いをみると気持ち悪くなる」

と、「正しい持ち方」以外を認めない反対の声もあがり、賛否両論が相次ぐ事態に発展しました。

 

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どの持ち方が効率いい?あの持ち方が理にかなっていた!

特集が組まれ、明らかになった複数の箸の持ち方。

では一体、どの持ち方が一番効率がいいのか。

上述の上原正子さんの研究によれば、結局「伝統型」が一番効率が良いのだそう。

伝統型は、手の力が箸の先に伝わりやすく、さらに姿勢が悪くなりにくいなどの副作用もあるのだとか。

ただ、指の長さや太さ、手のひらの大きさなど人それぞれで手の状況は異なります。

時代は効率の良さよりも、多用性を認める時代に遷り変っているのかもしれません。

(文:有馬翔平)