小説「みどりいせき」作者で第47回すばる文学賞を受賞した大田ステファニー歓人さん。
11月17日に執り行われた贈賞式ではフードを被り、個性的な出で立ちで受賞スピーチをするなど注目を集めています。
そこで今回は、27歳とまだ若い大田ステファニー歓人さんにフォーカスを当ててみました!
大田ステファニー歓人のWikiプロフィールと経歴
15日、小説「みどりいせき」作者で第47回すばる文学賞を受賞した大田ステファニー歓人さん。
ティーンたちの連帯と、不条理な世の中への抵抗を描き圧倒的な中毒性を持った超ド級のデビュー作は、ネットスラングや隠語に溢れた口語体で書かれ、選評で高い評価を得ました。
そんな大田ステファニー歓人さんのプロフィールは以下の通りです。
氏名:大田ステファニー歓人
生年月日:1995年(27歳)
出身地:東京都
学歴:日本映画大学
職業:ゴミの清掃員/小説家
中学生になり、学校を休みがちになるとともに映画や音楽などカルチャー文化に傾倒していったとインタビューで語った大田ステファニー歓人さん。
小説は合間に読む程度だった程度で、高校ではバンドを組むなどして青春を過ごしたそうです。
卒業後は映画大学へ進学するも、もともと集団行動や共同作業が苦手だったことから評論コースに進んだと明かしました。
大田ステファニー歓人、彼女は!?
贈賞式で受賞の言葉でマイクを向けられると「うぇい」、「えい」との第一声後、すぐに「先日、結婚しました」と話し始めました。
盛大な拍手が贈られ祝福されると「もっと寿案件はなしちゃっていいっすかね」と、嬉しくてたまらない様子の大田ステファニー歓人さん。
続けて「うちとかおりんは来年、親になるかもしんないです」と、慶事が続くことを発表します。
妻を「かおりん」とよんだことから「かおり」さんという女性と家庭を築き、現在、妊娠中であることがわかりました。
そして来年は新しい家族を迎え、さらにプライベートの人生が開かれていく様子。
授賞式では自身が作ってきたという詩を朗読しますが、周囲への感謝や今後の展望とともに、今感じている率直な思いを今風のラップ口調で朗読。
これからの執筆活動に抱いている漠然とした不安だけでなく、ニュースから流れてくる社会情勢や世界への不安や不満、そしてデビュー作のプロモーションまで滑らかなリリックに織り込み場の空気を和ませた大田ステファニー歓人さんですが、「消すことになった二作目五〇枚半 とにかくなりたくない恥知らずの作家」と次回作への苦悩と決意も滲ませ、父親としての悩んでいる背中を感じさせつつ、ユーモアたっぷりの表現に会場は大きな拍手に包まれました。
最後は会場内にいた車椅子姿の女性に呼びかけ、それが自身の母親であることを明言し「最後、偉大な息子をメイクした親に拍手お願いします」と、茶目っ気たっぷりながらも周囲への感謝を深く表明。
大田ステファニー歓人さんが、2作目、3作目とどのような活躍を見せるのか楽しみでなりません。
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(文:Quick Timez編集部)