28日夜に自身のブログを更新したタレントの上原さくらさん。
「誤解しないでください」とのタイトルで、愛犬が入院していることを報告した合間に娘とディズニーシーを訪れていたことで一部批判が寄せられていることについて、自身の思いをつづりました。
一部の批判コメントに対する苦言だけでなく、上原さんにはエールの書き込みが寄せられています。
上原さくら「上から目線で言ったつもりはなかった」
28日夜に自身のブログを更新したタレントの上原さくらさん。
上原さんは「誤解しないでください」とのタイトルで、長文のブログを投稿しました。
数日前のブログで上原さんの愛犬であるラブとその母犬のベルが体調不良となり、動物病院で診察してもらったところラブは回復したものの、ベルは手術の必要があることを綴っていました。
ベルの我慢強い性格から不調を見落としてしまったことを猛省するも、病院との連携でベルの病気が発見でき胸を撫で下ろした上原さん。
そのような一連の出来事から「動物は可愛いだけでは絶対に飼えない」と、大事なペットの命を生涯かけて守る厳しさを記しました。
しかし、後日、上原さんが娘の誕生日のお祝いとしてディズニーシーに行ったことを投稿したことから、ネットユーザーとの間に誤解が生じ「わんちゃんたちの入院をペットホテル代わりにして自分たちは遊びに? それでよくペットを飼う云々を他人に上から目線で指南できますね」と批判コメントが書き込まれ、上原さんは「このコメントを見て、そう思ってる方が他にもいらっしゃるのかと思い、更新せずにいられませんでした」と前置き。
続けて「上から目線で言ったつもりは全くない」、「大切な存在になるほど心配が尽きませんよ、と言いたかっただけです…」と自身の思いを伝えました。
さらに「愛犬の入院をペットホテル代わりになんてしてるつもり全くない」とも明かしたところ、ネットには
《ペットが入院中でも、子どもの誕生日って特別イベントなら、ディズニーくらい行っていい》
《かえって病院に預かってもらえてる時だから、お子様とも安心して、行けた》
《何の問題も無い》
《スルーするのがいちばん》
《私も犬飼いですが、何故批判されるの?》
《そこまで言わなくても》
など、上原さんに対してのエールが多数寄せられました。
自分の思いを通し批判するとがんじがらめになり生きづらい社会に
今回、一部から「ペットのことを大事に思うなら、遊びに行かないはず!」という過ぎた批判にさらされた上原さん。
上原さんは「1番訂正したいのは『上から目線で言ったつもりはなかった』ということです」と強調しつつも、「『何を偉そうに』と不快な思いをされた皆様、本当に申し訳ありめせんでした(原文ママ)」と謝罪し締めました。
愛犬の息が絶え絶えで予断を許さない状態、あるいは天国に旅立った当日というのであれば、ネットに書き込まれた批判について理解できなくはないものの、人間の生活としての営みも忘れてはなりません。
読者の皆さんは2019年4月に発生した東池袋自動車暴走死傷事故を覚えているでしょうか。
東京・池袋で高齢ドライバーの運転する車が暴走し、母親と幼い娘が死亡した大変痛ましい事故です。
遺族である松永拓也さんは、友人と会食したまたま笑ったところ「意外と元気そう」と言われ「笑ってはいけないのか」、「いつも悲しみに沈んでいなければならないのか」と思ったといいます。
生きていればふとした瞬間に笑うこともあり、遺族やペットが生死の境目にいたら「ずっと悲しむもの」という思い込みは、独りよがりなもの。
そのような感性の持ち主がいることも尊重しますが、それを他人にまで求めるのは暴力的です。
上原さんがペットを無責任に放置した事実はないどころか、必要な対処をしており、むしろ愛情深い飼い主であることは明白。
愛犬の入院中の過ごし方についての正解はありませんが、少なくとも上原さんが批判されることはないというのが大半の意見だったようです。
(文:Quick Timez編集部)