文:有馬翔平

小泉今日子「めんどくさかった」名曲『なんてったってアイドル』へ抱いていた本心にスタジオ驚き

小泉今日子

画像:EPA=時事

80年代に大人気アイドルだった小泉今日子さんがゲスト出演した3日の「7.2 新しい別の窓」(AbemaTV)。

するとあの大ヒット曲の裏側で、実は抱いていた本心を暴露してスタジオを驚かせるシーンがありました。

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小泉今日子、芸能界デビュー決定の瞬間で思ったことは「めんどくさい」

3日、80年代の大人気アイドルである小泉今日子さんがゲスト出演した「7.2 新しい別の窓」(AbemaTV)。

その放送の中で小泉さんが、華々しい芸能活動の裏側で秘めていた本心を洗いざらい暴露するシーンがありました。

中学3年生の時に当時の人気オーディション番組「スター誕生!」に合格し、芸能界デビューを飾った小泉さん。

しかしオーディション合格の瞬間に感じたのは「めんどくさい」。

「学校でみんながハガキ出してたから私も出そうと思っただけで、そしたらトントンと受かっていってしまった」と本意ではなかったとして「人生始まっちゃう、めんどくさい」ともう少しの間、様々なことに挑戦したいと思っていたのだそう。

また、オリコンチャート初の1位を獲得した1984年リリースの「渚のはいから人魚」では「割とイギリスのパンクとかロックとかの音楽が好きだったんですよ。それでジャケットみたらここ(側頭部)を刈り上げてたから自分でやってみたんですよ」とスタッフに冷や汗をかかせたとも。

「誰かに相談とかは?」という質問に「だって自分の髪だもん」と答えた小泉さん。

「最初から小生意気にしてたんであんまり。徐々に生意気キャンペーンが終わってたんで。だからなんかオーケーみたいな感じで」と現場では裏表のない態度で臨んでいたとも明かしていました。

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『なんてったってアイドル』も歌うのはイヤだった?

デビュー当時から秘めていた本心を明かした小泉今日子さん。

また1984年に出演した第35回NHK紅白歌合戦では「なにタラタラやってんだよ!」と理不尽に怒鳴ってきたスタッフに対し、「タラタラなんて誰ひとりもやってねえよ!」と怒鳴り返したという逸話も披露しました。

さらに放送では大ヒットした「なんてったってアイドル」についても「歌うのがイヤだった」と告白

「なんか露悪的な歌詞だったりするじゃないですか?だから大人が悪ふざけし始めたなと思った」と曲の印象に言及すると「すごいテンション高くしないと歌えないし、お客さんいないところで歌うんですよ『イェイ』って」とポツリ。

「めんどくさかったし、それを背負わせるかみたいな。でも確かにね、他に歌える人もいないでしょうしね」という小泉さんの言葉には、

《キョンキョンぶっちゃけすぎてて、笑いが止まらないw》

《まああの時代はどういう気持ちで歌ってるんだろうなみたいな曲多かったもんね。おニャン子とか》

《あれも秋元康作詞だったような。悪ふざけ感は確かに》

などと、番組の視聴者の注目を集めていました。

(文:有馬翔平)