画像:時事通信フォト
1月から3月に生まれたいわゆる「早生まれ」が大きな損を被っていることを特集した25日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとその「早生まれ」問題の打開策を、金曜MCのひろゆき氏が提言しました。
ひろゆき、早生まれが被る損害問題にコメント「文科省の問題」
25日、1月から3月に生まれたいわゆる「早生まれ」の人が様々な面で損を被っていることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その特集に対し、金曜MCのひろゆき氏が解決策を提示するシーンがありました。
日本では1月1日から4月1日までに生まれた人を指す早生まれ。
しかし早生まれの人は体格など差がつきやすく、成人した後にも学力、運動、学歴、収入といった面で遅生まれの人と違いがあるのだそう。
この問題に対して「どっかで区切りをつけなきゃいけないという考えが間違っているということを、この問題を解決しようしている人が誤解している」と切り出したひろゆき氏。
「そっからそもそも違う」と現在住居を構えるフランスを例に挙げ、9月でひと区切りとなるフランスでは「8月生まれの子が前の月でも後ろの月でも選んでいいんですよ」と、早生まれ、遅生まれの選択ができるようになっているのだと紹介しました。
その上で、ひろゆき氏は「別に数か月くらいズレたっていいじゃんというなら12か月下がるのが今のシステムなんで、6か月くらい好きなところ選べばいいんじゃないのって。11月くらいの子は前でも後ろでも好きなところにどうぞというのに変えればいいだけ」と指摘。
「早生まれ、遅生まれの問題じゃなくて学校の文科省の問題」と教育機関に苦言を呈しました。
すると、ひろゆき氏の言葉にお笑い芸人の千原せいじさんが「それだったら国語が得意な子は3年生、数学は1年生でみたいな」と反応し、「みんなが理解してあがらなアカンわけでもない」とコメント。
「飛び級制度」にも関係する内容に「掛け算わからないのに割り算教えてもしょうがないですよ」とひろゆき氏も頷いていました。
「あれは困った」早生まれだからこその悩みあるある
早生まれの人が被る損害について、「文科省の問題」と教育機関を批判したひろゆき氏。
するとこの特集に対して番組を観ていた早生まれの視聴者からコメントが多数寄せれていました。
その中には、
《勉強とか運動とか困ったことはないけど、免許は困ったな。早く取りたかったのに結局誕生日まで待たないといけなかったから》
《3月生まれだから成人式に参加してみんな酒を飲んでる中、自分だけウーロン茶という悲しいこともあったな》
《これからみれば選挙とかも遅生まれ、早生まれで差が出てくるんだろうね》
などと早生まれのため不便だったことを振り返る場面も。
体格をはじめとした発達の差から、人格形成に悪影響を与えやすい早生まれと遅生まれ問題。
差を生じさせないためにも入学期間を選択できるようにするなど対策すべきなのかもしれません。
(文:有馬翔平)