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男女関係なく加害者になる可能性がある「モラハラ」について特集を放送した16日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、加害者の心理についてMC宇垣美里アナウンサーが自身のコメントを述べました。
宇垣美里、モラハラ加害者の心理にコメント「それが今後の課題」
16日、男女関係なく加害者、あるいは被害者になり得る「モラハラ」を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送の中でモラハラ加害者の心理について、MC宇垣美里アナウンサーがコメントを述べました。
コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、比例して増加しているというモラハラ被害。
このモラハラについて「モラハラって暴力みたいに跡が残るわけじゃないので見つけにくいとか、自分も自覚しにくい問題だと思う」と切り出した宇垣アナは「私はやっぱりすごく言葉が立つ部分があるとか自分で自覚しているので、気をつけなきゃいけない部分が、みなさんもそうだと思いますがあるんだろうなという風には思っています」とコメントしました。
また、この日番組にはモラハラ加害者のコミュニティを運営者、またモラハラの経験を持つ男性が登場。
モラハラを加えた心理に対し「良かれば思ってやった」、「妻に早く元気になってもらって、『どうしたの?』と毎朝妻を心配することをなくしたい」などと回顧し、モラハラを改善、防止する対策として「怒る前に自分は傷ついているんだということを認めるが始まり」と指摘。
「自分の傷つきにアクセスすることで『自分って怒っているんじゃないんだ』と、自分は怒っているわけじゃなくて本当に伝えたいのは傷ついたからケアしていただきたいし、難しければ自分で責任をもってケアしなければいけない」と述べました。
すると、男性の話に宇垣アナは「お話を聞いた時に、自分で傷を受け止めることがすごく苦手だったり下手だったりする人は潜在的にたくさんいて、それでどうやって傷ついたことを認めるのか。傷ついたことをどうやって他人に伝えるのか。それが今後の課題というか、そもそもそういう人を減らすというか、そういうのが大事になてくるのかなと思いました」と語っていました。
「それが大切なのか」モラハラ改善に視聴者は?
モラハラ加害者の心理から対策、予防策を議論した16日の「ABEMA Prime」。
また宇垣美里アナウンサーは「傷ついたことを認めない社会でもあるじゃないですか。そういったところの実害が現れた部分でもある」と、モラハラが増加している原因に持論を述べていました。
一方、番組を観ていた視聴者も加害者の心理に怒りとは異なる原因があることに、
《怒りやすい人って案外認められたい人なのかもね》
《ここに出演していた加害者の男性がすごい。自分で気づいて行動を変えられるってなかなかないよ》
《自分が傷ついているとは思いもしなかったな…それが大切なのか。でもその人に傷ついてるって気付かせるの難しいそう》
などとコメントを寄せていました。
現在、モラハラ以外にも増加している○○ハラスメント。
しかしその多くのハラスメントも加害者の心理を解読、自認させることが解決へ向かうのかもしれません。
(文:有馬翔平)