文:有馬翔平

ひろゆき、早大『同時視聴』問題で大学側批判「めっちゃ手を抜いている」

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

先日、早稲田大学商学部でオンライン授業の動画を「同時視聴」した学生が処分されたことを扱った18日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとこの問題に、ひろゆき氏が大学側の対応を厳しく批判しました。

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ひろゆき、早大『同時視聴』問題で大学側批判「めっちゃ手を抜いている」

18日、早稲田大学商学部で起こった学生によるオンライン授業の「同時視聴」について特集を放送した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その特集の中で、ひろゆき氏が大学側の責任を追及するシーンがありました。

早稲田大学の学生が同時視聴したのはオンラインで開講された必修科目「ビジネス法入門」。

複数の授業動画を同時に視聴して、受講生の半分にあたるおよそ100人が単位取得を認められない処分が下されました。

この問題に、日本とアメリカの大学に通った経験のあるひろゆき氏は「アメリカの大学で提出物とかテストなしで単位取れたのは体育だけ」とし「授業観てるだけで単位がもらえるっておかしいでしょ。そこから間違ってると思うんですよね」とコメント。

「テスト見て、提出物見て『理解できていますね』と判断して、理解したから単位あげますってものじゃないですか本来なら」、「再生して、同時視聴してないから単位上げますというのは最初から間違っていると思います」と動画視聴が前提になっていることを批判しました。

また、スタジオには今回同時視聴を行った100人のうちの1人である早大生も参加。

授業の最後に行われるテストが過去行ったものとほぼ同じ内容、同時視聴しなくても32倍速で視聴を終えて単位取得している学生もいたという事実が明らかに。

するとひろゆき氏は「そもそもテストの方が過去問と同じものが出るってめっちゃ手を抜いているわけじゃないですか。テストも毎回別のものを作っていれば授業を受けないとわからないから、じゃあキチンと受けようとなる」と述べ「同じ過去問で楽しといて、生徒側の責任にするのは教師側の問題なんじゃないかと思います」と苦笑をこぼしていました。

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「絶対おかしい」大学の対応に批判続々

早稲田大学で発生したオンライン授業「同時視聴」の学生処分問題に対し、「教師側の問題」と批判したひろゆき氏。

さらに、学生が同時視聴したことに「社会人として言わせていただくと、同時視聴の仕組みがあるにもかかわらず等倍でずっと時間かけてダラダラ観ている無能はいらないですよ」と持論を展開し「むしろ同時視聴で、2つのことを把握できるという人の方が学習能力が高いのでそっちの方が社会人でも伸びる」と、むしろ同時視聴によって学習能力の高さが把握できると指摘しました。

すると、番組を観ていた視聴者からも、「早大が絶対おかしい。そもそも動画視聴が前提って教員のエゴでしかない」などと動画視聴が前提になっていること、今回学生を処分したことに批判の声が。

就職予備校とも揶揄される日本の大学。

しかし、そう言われる一因には大学側の変われない意識というものもあるのかもしれません。

(文:有馬翔平)