文:有馬翔平

ひろゆき「え?そんなもんなんですか?」元警視庁公安部職員が明かす他国スパイへの対策にあ然

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

人気映画でも取り上げられることの多い「スパイ」について特集を組んだ11日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると元警視庁公安部の外事警察が明かす日本のスパイ対応に、ひろゆき氏が驚くシーンがありました。

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ひろゆき、元警視庁公安部職員が明かす他国スパイへの対策にあ然

11日、諸外国に潜り込み自国に必要な情報を盗み出すことを生業とする「スパイ」を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その放送の中で警視庁公安部の元職員が明かした国内のスパイ対応に、MCひろゆき氏が驚くシーンがありました。

CIAやMI6など各国に存在する諜報機関。

現在、諜報員の45%がネット上に活動を移す中、日本ではスパイの取り締まりが厳しくないことについてひろゆき氏は「国家どうこうじゃなくて民間でも機密情報について緩い」と指摘。

「アメリカだと損害賠償とかになりますけど、日本だと当たり前にやられているんで」と本来であれば守られるべき機密情報が漏洩しているして「日本のメーカーの技術者さんが中国の会社に転職して、日本の技術はこう作ってるよと教えるのもざらにあるので、そもそもスパイどうこうよりも日本は秘密に対してザルなんじゃないかなと思ってます」とコメントしました。

そしてこの日解説員として登場した警視庁公安部の元職員が、留学生などを装い他国からスパイが国内に侵入していることを明らかにし、さらに「日本にはスパイ活動を防止するための法律がない」と説明。

元職員の解説にひろゆき氏が「下手したら執行猶予がついて大した罰がなくないですか?」と問いかけると、実際スパイ行為が疑われる人物に対しては企業情報の「窃盗・横領」の罪状でしか起訴できないことも名言されたのでした。

またたとえ起訴したとしても執行猶予がついたり、在宅起訴となるケースが多いことにひろゆき氏も「え?そんなもんなんですか?」とあ然。

「他の国なら死刑か無期懲役じゃないですか。おかしくないですか?」と、他国のスパイとってはまさに天国のような国内の状況に警鐘を鳴らしていました。

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「反対している人たちはなんなんだ」特集に危機感募らせる視聴者

ひろゆき氏も驚いた国内のスパイに対する対処法。

しかしひろゆき氏と同様に、番組を観ていた視聴者も日本政府の対策の甘さには驚愕した様子。

《スパイなんて厳しく取り締まるべきなのにそれが執行猶予なんて甘すぎる。今すぐにでも法律を!》

《スパイ防止の法律が今までないなんてあり得ない。反対してる人たちは何を理由に反対してるんだからわからない》

などとネット上では危機感を募らせる声が上がっていました。

フィクションの世界ではなく実際に行われているスパイ活動。

私たちが思っている以上に危機は身近に迫っているようです。

(文:有馬翔平)