文:服部慎一

板野友美「虐待的に殺されている映像を見て言葉を失った」ミートフリーデー宣言も「何言ってんだこいつ」の声

板野友美
画像:時事

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タレントの板野友美さんが、15日までに自身のInstagramでストーリーズを更新。

「ミートフリーデー」を作ると発言し、ツッコミが殺到しています。

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板野友美「虐待的に殺されている映像を見て言葉を失った」 ミートフリーデーを宣言

14日未明、元AKB48でタレントの板野友美さんが、自身のInstagramでストーリーズを更新。

「私たちが普段、食している牛さんや豚さんが虐待的に殺されている映像を見て言葉を失った。」と、とある映像を見て絶句したと明かしていました。

板野さんが目にしたのは、とある企業の食肉加工工場における内部告発という映像。

その映像には、子豚の麻酔なしでの去勢や惨殺される様子など、悲惨な現状が映し出されていました。

この映像を目の当たりにした板野さんは、お肉を食べない日すなわちミートフリーデーを設けることを決意。

「私もミートフリーデーを作ることにします。お肉は大好きだったけど、命ある動物のために。決して偽善者にならぬよう、口だけじゃなく行動します。」とした上で、「小さな一歩かもしれないですが、1人1人の小さな一歩が、いずれ大きな力になりますように。環境保護。動物保護。地球のために」と、SDGsの考えにも基づいて、行動をすることを明かしていました。

肉を食べないということで、ネット上から「板野友美ヴィーガンになるの?」との意見が寄せられたこと受け、板野さんは自身のTwitterで「とっても心配されちゃったけど、私はヴィーガンになる訳じゃないです」と否定。

「大切に育ててる方もたくさんいると思いますので、畜産業を否定する訳でもないです。 ただ、週に1日お肉を減らす日を設けるという事で、今まで当たり前に頂いていた、大切な命にもっと感謝し、見つめ直す日を作るという事です!」と、述べていました。

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板野友美の「ミートフリーデー」宣言にツッコミ殺到

ミートフリーデーを設けることを宣言した板野友美さん。

すると、ネット上からは

《板野友美、普通にあの言い方してるとガチモンのヴィーガンに目つけられて囲まれて、ヴィーガンにされるだけなので、とっととあの謎ソース映像とヤバ友達から距離を置いた方がいい》

《ヴィーガンがダメなわけじゃなくて、板野友美の書き方だと肉を食べるのが悪って感じがして嫌なんだよね》

《板野友美なんか変な方向に進んでるの面白いな》

《板野友美、口だけの偽善になりたくないから行動に移すとのことだけど、その宣言こそ最大の偽善だということに気がついていない模様で》

《板野友美へ。この世は食物連鎖である。 人間が食物連鎖の頂点にいる以上、虐待とか偽善者とかそんなの関係ないんだ結局。ヴィーガンを謳おうが、野菜だって果物だって全て生命あるんだそ》

《板野友美の動物が虐待的に殺されてる発言、食肉市場の人を虐待犯とでも思ってんのか》

《板野友美は正直なに言ってんだこいつとは思う。命の尊さは食べて初めて分かることであって、食べないで考える意味が分からない。》

など、ツッコミが殺到しています。

無論、動物虐待は決して許される行為ではありませんし、根絶して然るべきでしょう。

一方、「ミートフリーデー」という1日肉食を避けるという行動で、果たして何が変わるのでしょうか?

また、板野さんは”肉食”にのみ言及をしていますが、自身のInstagramにも下記のように「LOUIS VUITTON」の牛革製品を所持している旨の投稿をしており、環境保護や動物保護を謳うのであれば、このような製品にも言及しなければならないはずです。

ハイブランドの製品には必ずといっていいほど動物の革製品が使用されているため、1日のミートフリーデーを設けるより、こうした製品を今後購入しないという宣言の方が遥かに賢明である気がします。

浅い考え方で宣言をし、”偽善”となってしまわないように祈るばかりです。

(文:服部慎一)