文:有馬翔平

柏木由紀「『申し訳ないな』という気持ちも」芸能界入りで批判受けた両親に感謝述べる

柏木由紀

画像:時事

子供を芸能界や動画サイトに出演させ、その収入を目当てに生活を送る両親に批判の声が上がってることを特集した9日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その特集で、中学生から芸能活動を始めたAKB48・柏木由紀さんが両親への気持ちを明かしました。

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柏木由紀、芸能界入りで批判受けた両親に「返したいなという気持ちに変わった」

9日、キッズタレント、キッズアイドルなどメディアに自分の子供を出演させ収入を稼ぐ親に批判が寄せられていることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その特集に対し、AKB48・柏木由紀さんが両親への率直な気持ちを打ち明けるシーンがありました。

収入のためにテレビや雑誌以外にも、YouTubeなど動画サイトに自身の子供を露出させている両親がいることを伝えた同番組。

しかし「子供を飯のタネにするな」などと批判が寄せらていることに、柏木さんは「私は中学生からこの仕事を始めているのでキッズではないですけども」と前置きした上で「逆に親には負担をかけたというか、地元が鹿児島だったので東京との行き来の飛行機代とか、泊まるホテルのお金とかかなり負担をかけた方だったので親には感謝してる」とコメント。

一方「逆にそれが確かに『収入目当て』だったとしたら結構辛いんじゃないか」、「子供はやっぱわからないと思うので、それを知ってしまった時の子供の気持ちを考えるとちょっと辛いかなと思います」と収入目当ての親の存在には眉をひそめていました。

ただ、自身の場合は「私はこの業界に入りたいということで、逆に賛成した親が言われた」と逆のケースだったと明かした柏木さん。

父親が地元に残り、母親と2人で上京するとその結果、近しい人間の間では「離婚したんじゃないの?」、「中学生なのに東京に出して」などと両親が陰口を言われたのだそう。

そのことから柏木さんは「それもあって親に『申し訳ないな』という気持ちもあったので、今は自分の今のお仕事の頑張りを両親に返したいなという気持ちに変わりましたね。両親に支えてもらった分」と両親へ感謝の言葉を述べ、「色んなパターンあると思います。これだけじゃないと思います」と全ケースが収入目当てではないと主張していました。

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「さすがだな」柏木のコメントに視聴者は?

収入目当てで子供を働かせている両親が存在していることに対し、自身の経験をなぞらえて「色んなパターンがある」と主張した柏木由紀さん。

直前には離婚して、自治体から支給される「子ども手当」と貯金のみで生活している男性が出演したことで憤りを感じていた視聴者もこれに反応。

《こんなの当事者によるもので、外野が口出ししていることがまずおかしいってことだよな》

《柏木さんがお母さんを見てて思ったことを語ってる姿、発言が『さすがだな』と思った》

などと、両親ではなく子供視点から語られた柏木さんの主張で溜飲を下げていました。

YouTubeの台頭で自由に個人が映像を発信することができるようになった現在。

フランスでは早くも未成年の動画露出を規制する法律が誕生していますが、動画のメインとなる子供の意見を取り組むということも重要なようです。

(文:有馬翔平)