文:有馬翔平

カンニング竹山「関係ないでしょ」高梨沙羅に寄せられた『メイク批判』を一蹴

カンニング 竹山隆範
画像:時事

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先日スタートした北京冬季オリンピックで、スキージャンプ女子代表の高梨沙羅選手の「メイク」に批判が集まっていることを特集した7日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その批判の声に対し、カンニング・竹山隆範さんがコメントを述べました。

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カンニング竹山、高梨沙羅のメイク批判に「意味がわからない」

7日、先日行われたスキージャンプ女子ノーマルヒルで日本代表の高梨沙羅選手の「メイク」が物議をかもしていることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その放送の中で、高梨選手に寄せられる批判の声にカンニング・竹山隆範さんがコメントを述べました。

今月5日に行われた北京冬季オリンピックのスキージャンプ女子ノーマルヒル。

2大会連続のメダル獲得を期待された高梨選手でしたが結果はメダルにはわずかに及ばず、しかしながら3大会連続の入賞を果たしました。

ただ競技終了直後、高梨選手がメダルを逃したことにSNS上では「メイクしてるなら練習しろ」などと外見を交えた批判が飛び交う事態に。

著名人からも反論が巻き起こる中、批判の声に「いやこれ意味がわからないですよね」と苦笑した竹山さん。

「そしたらフィギュアスケートの選手、めっちゃメイクしてますよね?」と他競技とメイクの関係を挙げた上で「別にいいでしょ。女性だしメイクするでしょ。関係ないでしょ」とコメントし、SNSで安易に批判することに「考えてやってほしい」と述べました。

また、同番組では高梨選手への批判以外にもフリースタイル女子モーグルで5位入賞した川村あんり選手の「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」という発言に着目。

選手が謝罪の必要性の是非については「これ謝るつもりがないじゃなくて、自然と出ちゃいますよね。だって何年間もスタッフも周りも一緒にやってくれて、それで知らない間にメディアとかが『メダル候補、メダル候補』って。自分で高ぶるためにやっているということもあるかもしれませんけど『本当にすみませんでした』ということよりも、そういう言葉が自然と一生懸命やったからこそ出ちゃいますよね」と竹山さんは推察。

「偶然優勝なんてあるわけないじゃないですか。本当金取れる実力で争うわけだから、自然な言葉で『申し訳ない』って出ちゃいますよね」と謝罪の裏に感謝の気持ちがあると指摘していました。

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「こじつけにしか思えない」選手に寄せられる批判に視聴者も疑問視

北京冬季オリンピックに出場している選手らへ寄せられる声を「関係ない」と一蹴した竹山隆範さん。

するとこの特集に対し番組を観ていた視聴者からも、

《メイクするのも謝罪するのも個人の自由だと思うけど。外野が選手の行動にどんなものであれ注文をつけてはいけない」》

《メイク批判とか意味わからない。批判したいがためにこじつけただけにしか思えない》

などと、外野の声を疑問視するコメントが。

また、高梨選手のメイクに関してはメイクがモチベーションアップに繋がっていたとも。

「高梨選手からあどけなさがなくなったと話題になったのは4年ほど前でしたよね。スポンサーに資生堂がついて、そのあたりからメイクにハマっていったと聞きました。その時はテレビ番組のインタビューで『化粧することでスイッチが入る』と答えていましたし、実際ワールドカップで好成績を収めていましたし練習に悪影響どころかむしろいい影響しかなかったと思いますけどね。批判は竹山さんのおっしゃる通りで『関係ない』んですよ」(メディアライター)

異国の地で奮闘している選手らに私たちができることは、そっと見守ることだけなのかもしれません。

(文:有馬翔平)