画像:時事
近年、転職界隈で話題になりつつある「リファラル採用」について特集を放送した26日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送の中で、リファラル採用経験者である益若つばささんが見解を述べました。
益若つばさ、転職界隈のニューフェイス『リファラル採用』に「楽しみなサービス」
26日、転職の新しいスタイルとして確立されつつある「リファラル採用」について特集を放送した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとその放送の中で、実際にリファラル採用をしたことがあるタレントの益若つばささんが見解を述べるシーンがありました。
従来の応募型採用とは異なり、社員の紹介で人材を確保する「リファラル採用」。
コネ採用や縁故採用とも類似した雰囲気に、益若さんは「縁故採用は今までのイメージからすると血縁関係とか、なんか偉い人の…能力があんまりないんだけど役職がいい、良くつくみたいなイメージがあった」と前置き。
「良く思わないというか、一緒に働いていても『なんであの人俺より能力ないのに給料がいいんだ』、『役職がいいんだ』みたいなのがきっとあった」と能力や経歴だけではない採用の方法に悪印象があると指摘しました。
しかし「このリファラル採用は私も会社やってるんですけど、実際私も取り入れていて」と、実際に自社起業で取り入れているという益若さん。
「夢を年齢制限で諦めなきゃいけなかったのが、何歳になっても転職できるというサービスはいいと思うので楽しみなサービスだと思います」と、新しい採用の形に太鼓判を押していました。
「安心感がある」リファラル採用支持の声もデメリットは?
益若つばさんが経営している企業でも取り入れているというリファラル採用。
応募型の採用と比べ、制限関係なく人材を確保できることに番組を観ていた視聴者からも反応が。
《私企業が縁故採用して悪いことはない。バックボーンがはっきりしてるから安心感がある》
《わざわざ育成に手間かける必要もないし、広告費用だってないんだからバンバンやってけばいいと思うけどね》
《リファラル採用いいじゃん。企業にはメリットしかないでしょ》
などと、人材確保のための広告費や人件費がそこまでかからないという企業側のメリットにも好意的な声が相次ぎました。
しかしもちろん、リファラル採用はメリットだけではないと言います。
「社員の紹介で人材を集めるリファラル採用ですが、企業側にはメリットがたくさんあると思います。しかし採用された側は期待をかけられている感じがしてモチベーションに影響が出てきますし、また会社の魅力で入社したというよりは紹介を受けた社員の人望で採用を受けたということが原点なので、その社員が辞めたりすると同時に退社してしまうといったリスクも増したりするのです」(ライター)
数年前から訪れているベンチャー企業ブーム。
コロナ禍でも増加を続ける企業にとっては、リファラル採用が浸透していくのかもしれません。
(文:有馬翔平)