お笑いコンビ・千鳥や笑い飯、ハライチなどをコンビ揃ってのものまねネタを披露するモリタク!&河口こうへいのお2人。
Quick Timezでは「ホリプロコムものまね軍団」にも所属をするお2人にインタビューを敢行。
ものまねを始めたきっかけや今後の将来などについて、お話を伺ってきました。
中居正広のものまねを得意とするモリタク!、本人から「一生公認しないからな!」
ーー本日は、よろしくお願いします!
モリタク!さん&河口さん:よろしくお願いします!
モリタク!さん:え、普通に喋っていいんですよね?(笑)ものまねとかしなくて…
ーーはい、大丈夫です(笑)普通にして頂いて。では早速ですが、ものまねを始めたキッカケからお伺いできますか?
河口さん:僕は、最初はものまねより歌をやりたくて東京に来て、学校でオーディションを受けたんです。その時、結果が紙で張り出されてみんな良いこと書かれてたんですけど、僕だけ「ルックスが悪い。」って書かれてて。
モリタク!さん:え、誰に書かれてたの?
河口さん:それこそホリプロの人もいたんだけど、色んな会社から来てて、僕1人だけ否定されてこれはダメだなって思って。
その時の講師が、秋川雅史さんで、「歌辞めてものまねやります!」って言ったらショーパブの「キサラ」を紹介してくれて…。
見に行って、初めてホリさんを見てレベル高いと思って、自分には無理かもしれないと思ったからバイトとしてキサラで3年間働きながら人のものまねを見て勉強しようという感じで始めました。
モリタク!さん:そこから何年か後に秋川さんに会って何て言われたんだっけ?
河口さん:「覚えてない。」って言われました(笑)。
「第2回ホリおこしオーディション」っていうのがあってそこで優勝したんですけど、後々聞いたら応募が2人しかいなくて、尚且つ優勝してた人が辞退して僕が繰り上がりで優勝したんですよ。
ありがたい話です。
ーー持ってますね!(笑)
河口さん:持ってますよ!その人が合格してたら僕こうなっていないんですから!助かりましたよ本当に!
ーーモリタク!さんは目指したキッカケとかありますか?
モリタク!さん:キッカケ…なんだろうな。
ある日、「M-1グランプリ」見て寝て起きたら、NSCに願書出す夢見たんですよ。
NSC通おうと思って願書出したんですよ。
そこで漫才とかコントとか色々やっていたんですけど、なかなか良い相方に巡り合えなくて1人でやろうと思った時にものまねを見たんですよ。
そこからものまねをもう少し覚えようかなと思って、麻布十番のショーパブ行ったら、「おもしろ~!」と思ってここで働いたら成長できるかなって働きだしてNSCも辞めて…。
ものまねで頑張ろうって感じで今に至りますね。
ーー小さい頃からものまねやってたとかではないですか?
モリタク!さん:やってましたね!先生の真似とかはよくやってました。
小学校の時の卒業文集で「将来お笑い芸人になりそうな人」とか「芸能人になりそうな人」とか全部1位だったんですよ。
すごい合ってるな~と思いましたね。
ーー河口さんの幼少期は?
河口さん:僕はものまねはやっていなかったですね。
歌が好きだったんで人前で歌って褒められて調子に乗って、他の人見たらレベルが全然違ったっていうパターンなんで。
先生の真似はやってないですけど、アーティストの真似をして歌うとかはやっていましたね。
ーーものまねをして怒られた経験はありますか?
モリタク!さん:強いて言うなら中居正広さんには「一生公認しない。」って言われてますね(笑)。
まぁ、〝愛〟としてですけどね!
河口さん:僕は渡辺正行さんのものまねしてて、ご本人に「需要ある?」って聞かれたことはあります(笑)。
モリタク!さん:ご本人とお会いすることはいっぱいあるんですけど、怒られたことは1回もないですね。
その中居さん以外は。
意外とやってくれて嬉しいの方が多いですね。
河口さん:僕ら結構芸人さんの真似してるんですけど、やり出したらすぐ呼ばれてお会いできて喜んでくれるというか。
ーーお笑い芸人さんのものまねをすることになったキッカケは?
河口さん:お互いに相方さんをやっていて重なったのがキッカケですね。
モリタク!さん:今となっては、お互いにアレ出来そうじゃない?が多いですね。それに合わせて作るみたいな。
河口さん:元々それが何個かあって、増えていったって感じですね。
モリタク!さん:1番困るのが、片方が出来たけど片方が出来ない時があるんですよ。それがお互いありますね。
河口さん:それはもう出来るものと出来ないものがありますからね(笑)。
ーーものまね芸人さんで憧れてる方はいらっしゃいますか?
河口さん:これはもうやっぱり…ホリさんですかねぇー(笑)。
まぁ、ホリさんはもちろんなんですけど、神奈月さんとかミラクルひかるさんとか、本当にすごいなと思います。
自分の好きなことをちゃんと伝えて、やりたいことやってる感じが羨ましいなと思いますね。
モリタク!さん:僕あんまり考えたことなくて。
よく聞かれるんですけど、パッと出てこない時点で誰にも憧れてないんだなって(笑)。
「すごいな!」っていう方はいっぱいいるんですけど、「この人に憧れて芸人になりました」っていうのがなくて。
自分を表現したいなと思って入ったので。
河口さん:憧れというかもう届かない人たちとものまね番組で一緒に戦わせてもらっているので、この人たちをいつか倒したいなっていうのは思いますね。
モリタク!さん:この人と違う方向でこの人より上行きたいなっていう、意識高い感じで(笑)。
でも1番それに近いのは、原口あきまささんですかね。
ものまねもそうなんですけど、あの人は裸一貫でひな壇とかでもワァーって出来るじゃないですか。
お笑い芸人の場でも戦えているところがすごいなって思うので、憧れてる人はって聞かれて1番近いのは原口さんですかね。
ーーお2人の将来像についてお聞かせ下さい
モリタク!さん:まずは、ホリさんや原口さんの立ち位置には行かないといけないかなと思いますね。
河口さん:そうですね、そこにまず行ってから好きなことをやるとか考えるかなと思いますね。
まだその位置に行けてないので、今は露出増やして色んな所に呼んでもらってからですね。
まずは、そこに行かないと結局夢で終わっちゃうんで。
モリタク!さん:結構売れてきたねとか言われることもあるんですけど、まだまだなので。
街歩いてて、「あっ!」って言われるにはホリさんや原口さんクラスまで行かないと。
河口さん:基本的にネタやる側の事が多いので、見る側でひな壇とかにちょっと憧れはありますね。
モリタク!さん:かと言ってお笑い芸人さんみたいに第一線で頑張るとかまでは考えてないんですけどね。
コロッケさんとかもやっぱりすごいじゃないですか。
ものまねとしても知らない人いないけど、芸人として第一線でやってるともまた違うじゃないですか。
そこに行きたいですね。
ーーじゃあまずはそのステージに立ってから何しようかって感じですかね?
モリタク!さん:そうですね、バーやるとか(笑)
河口さん:結構多いんですよ、ものまね芸人でお店やってるの。
モリタク!さん:まぁ、今はものまねで頑張ってお金稼がなきゃいけないんで…。
モリタク!& 河口こうへいのプロフィール
名前(左):河口こうへい
生年月日:1980年8月6日
身長:162cm
体重:72kg
出身:石川県
趣味:アニメ鑑賞、カラオケ
特技:ウォークマンの耳からもれる音まね
血液型:O型
主なレパートリー:中邑真輔、島田洋七、立川志らく、ケンドーコバヤシ、濱田岳、笑福亭鶴瓶等
名前(右):モリタク!
生年月日:1984年1月20日
身長:165cm
体重:68kg
出身:兵庫県
趣味:ベースギター、ゲーム
特技:絵画
血液型:不明
主なレパートリー:中居正広、尾上松也、大泉洋、宮川大輔、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、京本政樹等
ものまね芸人・モリタク!& 河口こうへい。元々は、それぞれピンとして活動をしていたものの、お笑い芸人のものまねが出来ることがきっかけで意気投合。
現在では、「千鳥」、「笑い飯」、「トム・ブラウン」、「ハライチ」、「トレンディエンジェル」、「錦鯉」、「ミルクボーイ」等をコンビ揃ってものまねする事に定評があり、各テレビ番組やイベント等で活躍を見せる。
ホリプロコムものまね軍団オフィスDEライブ
モリタク!&河口こうへいさんも所属している「ホリプロコムものまね軍団」。
同軍団が出演をしているレギュラー番組「ホリプロコムものまね軍団オフィスDEライブ」は、オフィスで出前ライブを実施し、企業紹介リポートとともに日本のビジネスパーソンを元気づける番組。
同番組は、オフィスで出前ライブを実施し、企業紹介リポートとともに日本のビジネスパーソンを元気づける番組。
あくまでものまねライブではあるものの、出張先の企業の商品やサービスを宣伝するための専用のネタを仕上げており、笑いを交えながらもサービスや商品の理解度が深まる事でも知られています。
また、ホリさんが、企画・総合演出から企業との打ち合わせを行い実現した企業紹介とお笑いライブがセットになった特別企画であり、「ものまね軍団」としては初の冠番組です。
番組名:ホリプロコムものまね軍団オフィスDEライブ
出演:ホリプロコムものまね軍団
放送日時:土曜日22:30~22:45
▼過去の放送回
(文・取材:Quick Timez 編集部)
(撮影:RYOUSUKE MAEJIMA)