文:有馬翔平

安藤優子がフジテレビに根付かせた『武器』…滝川クリステルも継承したモノとは?

安藤優子

画像:時事

辛坊治郎さん、東国原英夫さんら情報番組でコメンテーター、キャスターとして活躍したゲストが出演した1日の「NewsBAR橋下SP これでいいのか?メディア報道の未来」(AbemaTV)。

すると、同じくゲストだった安藤優子さんのフジテレビに根付かせた「武器」について盛り上がるシーンが。

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古舘伊知郎、キャスターのエンタメ化に激論「全員がA級戦犯」

1日、各テレビ局の報道番組で活躍したゲストを招いて放送された「NewsBAR橋下SP これでいいのか?メディア報道の未来」(AbemaTV)。

その中で、古舘伊知郎さんが報道番組のエンタメ化という指摘に自身の見解を示すシーンがありました。

この日、報道番組がエンタメ化していることについて番組ではなくキャスターがエンタメ化しているということに議論交わした出演者ら。

東国原英夫さんや橋下徹氏などバラエティ番組出身の著名人が報道番組に出演すると、エンタメの先入観があるとしてゲスト全員が「報道番組のエンタメ化」に加担している「A級戦犯」という結論に。

すると、古舘さんはNHKの磯村尚徳元キャスターが出演していた「ニュースセンター9時」を例に挙げ「あそこがニュースショーの始まりで勉強になった。その通りだなと思った。あの人が成功したのはものすごくソフトな方でロマンスグレーのあの時代に『奥様』ってもう古いけど。視聴率を総取りしたってあるけどそのポイントはポケットチーフですから」と指摘。

さらに「みのさんが『思いっきりテレビ』で成功したのも…」とみのもんたさんの名前も出し、「ネクタイを生電話で『また電話ちょうだい』といじるんですよ。これ心理学的に男のネクタイは股間のアソコとおんなじなんですよ」と持論を展開。

「所説ありますよ!」とスタジオからツッコまれる中、「観てる人の深層心理に訴えかけているんです。『あらみのさんいやらしい』みたいな」として「でもそういうのだったら全員がA級戦犯」と数十年前からキャスターのエンタメ化が始まっていたとの分析を披露しました。

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安藤優子がフジテレビに気づかせたものは『うなじ』?

数十年前からキャスターのエンタメ化が始まっていたと持論を述べた古舘伊知郎さん。

その後東国原英夫さんがこれをきっかけに「これ言っていいのかな?セクハラになっちゃうのかな?」と切り出し90年代に放送されていた「ニュースステーション」、それに出演していた小宮悦子元テレビ朝日アナウンサーに言及。

「あの脚ですよ」、「(足のそろえ方が)斜め。斜め。今言ったらセクハラになるんだろうけど、1990年代はあれで視聴率が5%くらい上がりましたもんね。だってカメラでヒザからバンしてくんですから」と視覚的に視聴者を集めていたと指摘しました。

また東国原さんの意見に、古舘さんは「スタッフがスモークを入れればいいんですよ。それを筒抜けにさして!」と同意。

その上で「その色っぽさを売りを排斥して、凛として出てきたのが安藤さんなんですよ」とこの日スタジオにいた安藤優子さんの名前を出したのでした。

すると東国原さんは「安藤さんのうなじです」、「ショートカットでうなじ。ここにイヤホンみたいなのが付いてるんですよね…あれがすごいですよ」と本人を隣にしてべた褒め。

「その流れから滝川クリステルも斜め撮りになった。フジテレビのラインですから」、「あまりにも斜め撮りが受けたから、滝川クリステルは後頭部ばっか映っちゃって」と報道番組に影響を与えたとしていました。

(文:有馬翔平)