文:有馬翔平

辛坊治郎「デッキ中に何十匹もいるんですよ」150日間のヨット生活で手に入った『高級食材』とは?

辛坊治郎

画像:時事

今年、ヨットでの太平洋横断の旅に再チャレンジして成功した辛坊治郎さんが18日、「NewsBAR橋下」(AbemaTV)に出演。

およそ150日間にもわたった海上での食糧事情について明かすシーンがありました。

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辛坊治郎、150日間に及んだヨット生活での食料事情に「最初の1週間は…」

18日、今年およそ150日間かけて太平洋往復の旅を成功させた辛坊治郎さんが「NewsBAR橋下」(AbemaTV)に登場。

長期間にわたった海上での食料事情について出演者らの質問に答えました。

この日、サバンナ・高橋茂雄さんから「日本に帰ってきて一番最初に食べたものは何ですか?」と食べものの話題を振られた辛坊さん。

「…マクドナルドのハンバーガー」と即答すると「アメリカで食うてきいやそれは」、「日本のもの食べてもらいたかったな」と出演者らからツッコミが。

しかし、「いやあ俺な、とにかくハンバーガー食べたくてな…ずっと頭の中『ハンバーガーハンバーガーハンバーガー』って」と回答しました。

さらに辛坊さんにはそこから「150日、どんな料理なんですか?」と海上での食料に関する質問が。

これに辛坊さんは「最初の1週間はね、船酔いがひどくてものを食べられないんですよ」とひどい船酔いが「もうめちゃくちゃする」するとコメント。

ただ「どんな程度でも1週間経てば、青空が抜けるようにスコーンってまったく気持ち悪くなくなる」と時間が経過すると収まるようで、「最初の1週間はカロリーメイトのゼリータイプというものがあって、これが便利なのよ。カロリーメイトゼリー、ちゅるちゅるちゅるで終わりだから」とゼリー飲料を愛用していたことも明かしました。

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貴重な食料源?辛坊が明かす『デッキ中に散らばっている』食料

海上での食料事情について、出演者らの疑問に答えた辛坊治郎さん。

さらにその後、高橋茂雄さんから「アホな話、魚釣って食うみたいなのはありませんよね?」という質問も振られることに。

すると「魚釣って食べる人はたくさんいます」と答えた辛坊さんは、「釣らなくてもね、帰りなんかは特になんだけど朝起きるとね『トビウオ』がデッキ中に何十匹もいるんですよ」と勝手に魚が入手できると指摘。

「朝一番にすることは、デッキに散らばっているトビウオ拾い」と大量に打ち上げられている様子を明かし、「これは基本、食べる人が多いらしいけど俺は食料を持っていってたからそこでリスク冒す必要もない」、「つまんで海に返してあげるというね」と自身は避けたという事実も披露しました。

ただ、実際魚は長期間の航海において貴重な非常食になり得ると言います。

「数年前にヨットで世界一周を成し遂げた男性がいましたが、その男性は度重なるアクシデントに見舞われ食料が不足した時にマグロを釣って難をしのいでいました。ただ辛坊さんの航海動画を観てみても一目瞭然ですが、相当揺れますので火は起こせず。生食すればアニサキスなどの寄生虫による食あたりの可能性も高まりますので、通常はレトルト食品や缶詰、魚肉ソーセージなどが愛用されるようです」(ライター)

視聴者からは「高級食品やん」、「あご出汁ですよ」などコメントが相次いだ食料事情。

しかし、四方八方見渡す限り海に囲まれた極限の状況の中でそれを口にすることは最後の手段のようです。

(文:有馬翔平)