画像:時事
太平洋戦争が終わり、それぞれが前を向き始めた朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の朝ドラ受けを放送した25日の「あさイチ」(NHK総合)。
すると、朝ドラの衝撃展開からのスタートにMC鈴木奈穂子アナウンサーらも言葉を失うことに。
鈴木奈穂子、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』衝撃結末に思わず号泣
25日、この日も恒例の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の朝ドラ受けから始まった「あさイチ」(NHK総合)。
しかし、衝撃的な終わり方にMC鈴木奈穂子アナウンサーと博多華丸さんらが思わず言葉を失ってしまうという展開に。
「カムカムエヴリバディ」から放送が切り替わり、「おはようございます」という博多大吉さんのあいさつで始まった同番組。
直後華丸さんは「ああ…」と声を震わせ、鈴木アナは「ダメだもう…」と目を真っ赤に。
2人の様子に「いやちょっと、驚きましたね」と大吉さんが付け加え、「ただの夢なのかなと思ったら」と朝ドラに対しての感想を漏らしました。
その原因となった「カムカムエヴリバディ」19話は戦争が終結し、菓子問屋を再開させた安子(上白石萌音さん)の父・金太(甲本雅裕さん)が息子の算太(濱田岳さん)と再会を果たすというもの。
半ば勘当で送り出したものの、戦地から戻らない算太を案じる金太。
おはぎを盗んでいった少年に「じゃあから賭けをしたんじゃ」、「あのガキが帰ってきたら算太も帰ってくる。帰ってこなんだら、算太も帰ってこん」と息子の面影を重ねたのでした。
その晩、金太は自分を呼ぶ声で目を覚ますとそこには算太の姿が。
「よう帰ってきてくれのお。算太」と息子との再会を喜ぶ金太でしたが、「すまん。みんな死なせてもうた。母ちゃんも。じいちゃんも。ばあちゃんも」と空襲で家族を守れなかったことを謝罪。
そんな父に算太は「父ちゃん、もうそねん気を張るな」と声をかけ、親子の雪解けのように思われましたがすべては金太の夢、そして金太はそのまま亡くなったことがナレーションで判明することに。
まさかの展開で進行がままらなくなってしまった「あさイチ」。
気丈に振る舞っていた大吉さんは「どうしましょう。イチかバチかニュースセンターに振ってみましょうかね?」、「ニュースセンターの方いない?まだいない?」とヘルプ要請。
「どうしようこれ」と前代未聞の展開に慌てた様子を見せていました。
「伝説の朝ドラ受けになった」視聴者も大号泣
「カムカムエヴリバディ」の結末に、出演者らの号泣で始まった25日の「あさイチ」。
すると、その空気を察したゲストのIKKOさんが「まぼろし~!」と持ちネタを披露。
暗い雰囲気が吹き飛んでいったことに大吉さんらも「ああ助かった!」、「『まぼろし~!』の方がいらっしゃって助かった!」と笑顔を取り戻していました。
しかし、朝ドラの結末に涙していたのは視聴者も同様で、
《鈴木アナが泣き崩れた…でもその気持ちわかるよ。私もメイク直さなきゃだ》
《伝説の朝ドラ受けになった。有働さんの時と同じ衝撃だった》
《鈴木アナにもらい泣き…IKKOさんがいてくれて本当に助かった朝だった》
などと鈴木アナが号泣する様子に共感の声が多数寄せられていました。
悲劇的な展開が続く「カムカムエヴリバディ」。
明日もハンカチが手放せない展開が続きそうです。
(文:有馬翔平)