文:有馬翔平

宇垣美里「よくそんなことが言えるな」妊娠公表の清野菜名に相次いだ批判の声に怒りあらわ

宇垣美里

画像:時事通信フォト

妊娠を公表した女優・清野菜名さんに対し、ネット上で厳しい言葉が相次いでいることを特集した17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、MC宇垣美里さんが批判の声へ不快感をあらわにするシーンが。

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宇垣美里、妊娠公表の清野菜名に寄せられる批判の声に怒りあらわ

17日、女優・清野菜名さんが公表した妊娠の事実に批判の声が相次いでいることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、この日MCを担当したフリーアナウンサーの宇垣美里さんが批判の声へ不快感をあらわにするシーンがありました。

生田斗真さんと結婚、先日には妊娠の事実を所属事務所を通じて公表した清野さん。

しかし現在放送中のTBS系のドラマ「婚姻届けに判を捺しただけですが」で主演を演じていることから、体調面に気を遣いながら芸能活動も継続することも明らかにするとネット上では「ハラハラする」、「プロ意識に欠ける」などと妊娠しながら活動継続にマイナスな意見が。

このような厳しい意見に対し、宇垣さんは「ご本人に伝わらなければいいと思います」と切り出すと「ご本人と家族と周りの人がそれでいこうって決めたことをそんな…よくそんなことが言えるなと個人的には思います」と怒りをあらわにし「応援することしかできないはずです」とコメントを述べました。

一方、女性が妊娠しながら働くということへは「周りにもメイクさんで出産する直前までお仕事をされていた。ただその人は本当に元気だからやっているというだけで人によると思う」という例を挙げ「妊娠はあまりにもその人によりすぎる」と個人差があることを強調。

「働ける人は働けたらそれが一番いいと思うんですけど、一方でそこのケアがちゃんとできるようにしてあげられたらいいなと思います」と持論を述べました。

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「気遣いがハラスメントになる」女性と周囲の意識のズレ

清野菜名さんに寄せられた厳しい声に「よくそんなことが言える」と不快感をあらわにした宇垣美里さん。

その後、スタジオからは宇垣さんのほかにも「みんなが祝福してあげる気持ちを忘れちゃいけないなって。日本が滅びちゃう」とネット上の声に対し、批判的な意見が噴出しました。

また、宇垣さんは「その職場で子供を生みやすい職場っていうのは男性も働きやすいと思うんですよ。病気になった人も働きやすいし、それって結局みんなにとっていい職場じゃんと思うのでその分野は進めていかなければならない」とした上で「気の遣い方とか仕事の割り当てとか今後考えていかないといけない部分」と自身の意見を総括。

ただ宇垣さんの意見に対し番組を観ていた視聴者からは、

《気遣ってほかの人に仕事任せたらそれも『とんでもない!』ってなるんでしょ。わけわかんねーな》

《私は気遣われるのがいやで仕事辞めたけど、宇垣さんの言う通り話し合いは必要だと思うよ》

《清野さんに関しては批判してるヤツラに『は?』だけど、ほかの事例はただのわがままにしか思えない》

などと様々な見解が噴出。

マタニティ・ハラスメントが訴訟問題にもなっている現在。

問題を解決するには妊娠した女性と職場の関係者が議論し、どこまでフォローするのか突き詰めるしかないようです。

(文:有馬翔平)