画像:時事
今年7月に行われた東京都議会議員選挙に再選後、無免許運転などの道交法違反が発覚した木下富美子都議会議員。
19日、「めざまし8」(フジテレビ系)でボーナス支給まで12日となったことを伝えるとメイプル超合金・カズレーザーさんが都議会の制度に苦言を呈しました。
カズレーザー、自浄作用のない都議会へクレーム「もともとおかしい」
19日、道交法違反などが発覚した後、都議への欠席が続いていることから批判にさらされている木下富美子都議会議員を取り上げた「めざまし8」(フジテレビ系)。
すると、メイプル超合金・カズレーザーさんが都議会の制度に対し苦言を呈するシーンがありました。
今週、体調不良で委員会を欠席した木下都議。
同番組は12月1日まで在籍するとボーナス205万円が支給されること伝え、その支給日まで残り12日となったことを紹介。
その上で、「205万円」という莫大なボーナス額に対して水を向けられたカズレーザーさんは「額はもともと規則で決まっているので、それが多い少ないというのは難しいと思うんですけども」とし「ただ辞めなきゃもらえるんだったら、辞めないと思うんですよね」と木下都議の動向を予測。
しかし「国会議員でも基本的に辞職勧告で辞めないので、犯罪を犯したとて辞めなかったりするので」とした一方で「まあ、都議会が自分たちに厳しいルールを作ればいいだけだと思うんですよね。国会に先んじて」、「それをやらないのが問題」とルールを改正する動きを見せない都議会へも批判の矛先を向けました。
さらにカズレーザーさんは、ルール改正を行わない背景について「議員の立場が不安定になることを恐れていると思うんですけども」と推察するも「不安定になってしまうことは都民からすればデメリットではないので、厳しくあってほしいなとはみんな思っているはず」とバッサリ。
また、MC谷原章介さんの「簡単に議員の資格をはく奪するのはダメだと思うんですけども…」というコメントにも「簡単にはく奪できるわけじゃなくて、ルールを決めるべきだと思います」と反論すると「それを議論することができないのがもともとおかしい」と批判を重ねていました。
「ド正論言っちゃった」カズレーザーの持論に反響続々
木下富美子都議会議員の問題に対し、東京都議会がルールを改正しないことを批判したカズレーザーさん。
すると、都議会に批判の矛先を向けたことに番組を観ていた視聴者が反応し、「結局、この木下って人以外も保身なんだろうと思ってたカズレーザーがド正論言っちゃった」などと、カズレーザーさんの批判を支持をする声が多く集まりました。
これまでも辞職勧告を受けても、それを承諾しなかった数多の政治家たち。
民主主義の観点から一方的な議員辞職が不可能だとしても、ある程度の自浄作用が可能になるよう議論を進めるべきなのではないしょうか。
(文:有馬翔平)