画像:時事
先日、それまでのプライベートブランドであった「お母さん食堂」を「ファミマル」に改称することを明かしたファミリーマートの取り組みを21日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集。
すると、多様性を認める世論の雰囲気にEXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。
EXIT兼近、多様性求める社会に「悪く捉えるっていうのは余裕」
21日、大手コンビニエンスストアのファミリーマートが新プライベートブランド「ファミマル」を発表したことを「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集。
この改称のきっかけになった多様性について、EXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。
旧ブランド名「お母さん食堂」に批判の声が寄せられたことで名称を見直すこととなったファミリーマートのプライベートブランド。
多様性を求める声に、「何かを傷つけて取れる笑いはいらないというか、その中でやっていくことがフィッティングしててみんなその中でやってるんだから、そうしていかなければいけないとすごく自分でも思う」とコメントしたりんたろー。さん。
一方、兼近さんはりんたろー。さんとは異なる意見を主張。
「バランスを取るということは僕の中でそこまで気をつけてなかったりもするんですよ」と切り出すと、「自分の感覚が世の中にフィットしているのかどうかという話なだけで、それこそ昔はどうだったのか考えてもどれくらい昔にさかのぼればいいのかもわからないし」と感性をすり合わせるということへは首を傾げました。
さらに兼近さんは「この先、10年後に僕が今言った発言も『ヤバすぎるだろ』ってなる可能性もあるわけじゃないですか。どんなことでも」と述べるとその後、「その時代に合わせていくというよりかなんだろう…合わせるというか『感じていく』」とも。
その上で「感じて、みんなで少しずつ感じてって『これは許せるよね』、『これはよくないんじゃないかな』というのすり合わせていくというのが大事なんじゃないかなと思いますけどね」と持論を述べ、「悪く捉えるのって簡単じゃないですか」、「どんなことでも悪く捉えるっていうのは余裕なんですよ。良く捉える方が難しくて、楽しい」と多様性を求める社会の中でも、さらに多面的な見方をするよう声を上げていました。
「鋭い切り口」兼近の訴えにコメント相次ぐ
多様性を求める世情に対して、さらに多面的な見方をするよう訴えた兼近大樹さん。
すると兼近さんのコメントにファンも反応。
「感銘を受けました。なんでもかんでも悪い方向で捉えればいいわけじゃない」
「やっぱりかねちーの考え方って鋭い」
などと、兼近さんの感性を「すり合わせていくことが大事」という持論に共感する声が。
ただ実際、考え方をすり寄せるという兼近さんの訴えは急務の課題なのだという。
「東京オリンピックでも多様性という言葉が様々な場面で用いられましたが、国内では性差を含めて復権運動が盛んになった印象を受けます。ただ先日の松戸警察署とコラボしたVtuberの問題でも露呈した通りフェミニスト団体とネットユーザーの間に溝があります。コラボ企画は中止され議論に発展しなかったのが残念ですが、そういう例もあるので考え方を合わせるというのはその通りだと思いますよ」(ライター)
多様性が認められつつある世情。
しかし多様性すべてをただ認めるというのも、新たな差別を生む可能性があるようです。
(文:有馬翔平)