画像:時事通信フォト
先日、大手通信会社「docomo」で大規模な通信障害が発生し多くのユーザーが利用できなくなった問題を特集した15日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると政府も遺憾の意を表明したこの問題に、MCひろゆき氏が首を傾げるシーンが。
ひろゆき、docomoの大規模通信障害を一蹴
15日、先日大手通信会社「docomo」で大規模な通信障害が発生した問題を「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集。
多くのユーザーが利用できなくなったことに対し、MCひろゆき氏が持論を述べました。
通信障害により携帯電話のユーザーだけでなく、キャッシュレス決済システムなどにも影響が出た今回の通信障害。
さらに復旧後にも通信状況が混雑するなどして、長時間にわたる混乱を招きました。
すると、ひろゆき氏は「既存のインフラが止まったりすることは定期的にあるものだから『そういうものだよね』っていうだけ」と、コメント。
「もしそのなんにも起きないようするとめちゃめちゃ料金高くなるので、そっちの方が利用者困ると思うんですよね」とも持論を述べました。
また、今回の通信障害でわかっている範囲だけでも200万人に影響が出たということにも「今回困ったのってたった200万人じゃないですか」とした上で「大した規模の話じゃないと思うんですよね」とも。
「契約数8000万件のうちの200万件って、2.5%とかじゃないですか。それくらい使えなくなるのは『工事で事故ったらそんなもんだよね』ってそれくらいだと思うんですけど」と見た目よりも影響が出ていないと主張したのでした。
通信障害により影響を受けた出演者もいたこの日のスタジオ。
しかしそれでもひろゆき氏は「街中でもフリーWi-Fiって結構あるので、探せば普通に繋がったと思うんですけどね」と、今回の通信障害はあくまでも「大したことはない」という持論を貫いていました。
「間違いない」、「たかがじゃないだろ」視聴者の意見が対立
docomoで大規模な通信障害が発生し、少なくとも200万人に影響が出た問題に首を傾げたひろゆき氏。
その後、「『こんなに騒ぐこと?』って僕は思うんですけど」と自身の立場を崩すことはありませんでした。
しかし、このひろゆき氏の持論を巡って視聴者の間では様々な意見が噴出。
「200万ってたかがじゃないだろ。全体の総数から物事を測るんじゃない」
「これでdocomoがヤケになって通信料上げますって言う方が困る。だからひろゆき氏の意見は間違いない」
などと、200万人に影響という事実を巡って意見が分かれることに。
では、そもそも今回の通信障害を個人で防ぐことはできたのでしょうか。
「一昨年あたりにeSIMと呼ばれる、スマートフォン内部に通信会社の情報を書き込んで使用できる機種が発売となりました。これで1つのスマートフォンの中で本来のSIMカードとは別の事業者の通信が利用できるようになったのです。つまりdocomoとは別にもう1つのサブ回線を用意しておくことで、通信障害が発生した際に切り替えて使用できるようになるわけです」(ライター)
現在ではソフトバンクモバイルやau、楽天モバイルが提供しているというeSIM。
万が一に備えて対策を講じることもこれからは必要になるのかもしれません。
(文:有馬翔平)