10月1日に開催される浅井企画主催の若手お笑いライブ「55NEXT」。
同ライブに出演をするマリオネットブラザーズの井上さんと肉汁さんのお2人に、お笑いを始めたきっかけや、コンビとしての将来像についてインタビューをし、お話を伺って参りました。
本記事では、後編をお送りしますので、前編をご覧になっていない方は、こちらからご覧下さい。
マリオネットブラザーズ井上「M-1グランプリしか見ていない」賞レースにかける思いを明かす
ーー賞レースにかける思いはありますか?
井上さん:絶対に「M-1グランプリ」は決勝行きたいですね。
今年もやっぱり狙ってますし、来年でもなんでもいいから、絶対行きたいって思います。
もう、「M-1グランプリ」しか見てないです!コントはやろうと思ったことすらないですね。
他の賞レースは、あんまり熱入ってないですね。
「ABCお笑いグランプリ」とかって、最初が動画審査なんですけど、直近で撮ったやつで適当に送っちゃったりなんかして、仕上げてないです。
モチベーションが「M-1グランプリ」以外で上がらないんですよね。
相方は、僕の温度感に振り回せている感じはありますけど。
肉汁さん:確かに最初の頃とかは、振り回せれてましたけど、いろいろ去年、コロナ禍で考える時間が増えて、こんだけコンビも長く続けて来たし…。
漫才で何かしら結果が残したいなっていう思いも芽生えて、僕も真剣に「M-1グランプリ」について頑張ろうっていう意識にはなりましたね。
井上さん:コロナ禍で生活スタイルを丸ごと変えるくらい、肉汁の意識改革が起きてて、「一週間くらい考えたいので、連絡よこさないでください」みたいに言われて。
「解散かな?」って思ってたら、「本当に優勝したいです。めちゃくちゃ頑張ります」って言われて。
それまで、肉汁はバイトと家を往復する生活だったんですけど、急に1日に2時間睡眠とかやり始めて、それを2〜3ヶ月くらいやってたよね?
肉汁さん:そうですね〜。
井上さん:ほんとに毎日2時間睡眠でボケとか考えてたので「体、壊すからやめろ」って言って、それからは落ち着いて…。
ーー憧れている芸人さんはいらっしゃいますか?
井上さん:漫才師じゃないんですけど、東京03さんですね。
コントなんですけど、結構影響受けてます、ネタの作りというか。
東京03さんが大事にしていることと、僕らが大事にしていることが近いような気がするんですよね。
ボケないっていう面白さっていうんですかね?
素の状態が一番面白いっていうのがあって、変な人が変な人なりに普通のことを言っている状態を作りたかったので…
肉汁さん:最初は、有吉さんとかはんにゃさんだったんですけど、漫才に向き合うようになってから、霜降り明星さんとか、見取り図さんとか、マヂカルラブリーさんとか、尊敬もちろんしているんですけど、参考にしているというか、「こういうことやってるんだな」って、意識はしてますね。
ーー今後、共演してみたい芸人さん等はいますか?
井上さん:会ってみたいのは東京03さんですかね〜。
僕は「M-1グランプリ」と漫才愛が強すぎて、あんまりバラエティ番組とかそっちの方は考えてないんですよね。
まぁ、何となく漠然と「アメトーーク!」出たいなとかはあったりはしますけどね。
肉汁さん:僕は全然関係なくなっちゃいますけど、元乃木坂46の西野七瀬さんですね。
ほんとにめちゃくちゃハマっている時期があって、握手会とかにも行ったりしてて、その時「握手してもらったんです」って、お会いした時にお伝えできたら嬉しいなって思いますね。
ーーコンビとしての将来的にはどのようになっていたいですか?
井上さん:僕はもう、東京03さんとか流れ星さんの系譜に行きたいですね。
営業と、単独ライブの全国ツアーで食べていくっていうのが僕は憧れなんですよね。
舞台やライブに立ち続けるというのが目標ですね。
肉汁さん:僕は、漫才は相方に付き合う。
それ以外は何か、好きなことやりたいなと思いますね。
例えばYouTubeとか、セミリタイアじゃないですけど、仕事もあんまりやらないみたいな。
好きな時に仕事するみたいな感じが理想ですかね。
井上さん:僕のもう1つの夢が、作家業もやってみたいなって思うんですよね。
もしそっちにシフトしたら完全に解散ってなるでしょうね。
肉汁さん:そうですね〜。
井上さん:こいつのYouTube手伝うかもしれないですね(笑)。
まぁ、コンビとしての将来像に関しては、結構漠然としている感じですね。
ーーライバルになる芸人さんなどはいますか?
井上さん:本当に、月並みですけど全員ライバルと思ってます。
特定のコンビとかで意識している人はあんまりいないですね。
全員に勝ちたいですし、ここにだけは負けたくないっていうのはあんまりないですね。
肉汁さん:学生お笑い出身の芸人さんは意識しますかね〜。
それこそストレッチーズさんとか、さすらいラビーさんとかはかなり意識しますね〜。
井上さん:あ〜確かに!それはめちゃくちゃ意識するわ。
同じくらいの時代に大学お笑いを一緒にやってた人たちが結構多いんですよ。
だから、大学お笑いの方々には負けたくないっていうのがあるんですよね。
肉汁さん:学生時代は、学生お笑い界のスターだった人たちを遠くから眺めているだけだったので、プロになったらそこには勝ちたいかなって思います。
ーー事務所ライブ「55NEXT」の意気込みなどはありますか?
井上さん:もちろん1位を取りたいんですけど、あんまり言うべきかどうか分からないんですけど、来月出すネタが僕らが今年一番力を入れているネタで…。
こんなこと言うとお客さんが変に構えちゃうかな?
肉汁さん:そんなことないでしょ?(笑)
井上さん:来月に事務所ライブでやるネタが、僕らが今年一番仕上げているネタなので、そのネタで1位取れたら自信がつくので、1位を取りたいですね。
肉汁さん:次のライブが一番上のクラスになりますけど、ここには負けたくないとかはないですかね。
井上さん:順位をあんまり気にしてなくて、どこがウケてどこがスベったとかの方が大事かなって思ってますね。
ポイントポイントでどこがウケているかを冷静に分析しながらやってるので、あんまり競争意識はないかもしれません。
一昨年とかは事務所ライブでほぼ最下位近いネタとかを「M-1グランプリ」に持って行ってたんですよ。
それでめっちゃウケてはいました、落ちましたけど…。
「M-1グランプリ」はめっちゃ見てるんですよ。
これがウケるっていう感覚はなんとなく掴んでいるんで、事務所ライブでスベっても、「M-1グランプリ」だったらいけるっていうのはありますね。
もちろん、全力をもってお客さんを楽しませるのが目的なので、絶対に手は抜かないんですけど、ウケる・スベるに左右されて揺らぐのも良くないなって思って、事務所ライブ用にネタを作るとかはやらないので。
マリオネットブラザーズのプロフィール
名前(左):井上 大生(いのうえ だいき)
生年月日:1994年1月12日
血液型:O型
出身地:東京都福生市
趣味:ネタ番組、ネタへの追及、ネタの研究
名前(右):肉汁(にくじる)
生年月日:1995年2月2日
血液型:O型
出身地:茨城県水戸市
趣味:プヨプヨボール野球、シャドーピッチング、カラーバッドで素振り
お笑いコンビ・マリオネットブラザーズ。中央大学落語研究会の先輩・後輩の大学お笑い出身のコンビで、ボケの肉汁が1人でコントに入り、ツッコミの井上がコントに入らずにツッコミをするというスタイルの漫才を繰り広げる。
若手芸人界の中でも屈指の情熱でM-1グランプリと向き合うM-1戦士としても知られ、今後の活躍に注目が集まる。
▼ライブ告知
マリオットブラザーズ主催お笑いライブ「秋の漫才祭」
日時:10月22日(金)
会場:新宿バティオス
MC:Yes!アキト
チケット:通し券 4000円
1部:開場 17:45 開演 18:00 料金 2300円
2部:開場 19:30 開演 19:45 料金 2300円
⭐️パンプキンポテトフライ追加!⭐️
⭐️チケットキャンセルでました!⭐️10月22日(金)
「秋の漫才祭」会場 新宿バティオス
MC Yes!アキト
通し券 4000円1部
開場 17:45
開演 18:00
料金 2300円2部
開場 19:30
開演 19:45
料金 2300円ご予約はこちら↓↓https://t.co/MQOzfbLWG7 pic.twitter.com/iYMhPGQUK4
— 10月22日(金)「秋の漫才祭」 (@gobentatsu) September 26, 2021
55NEXTライブ詳細
マリオネットブラザーズのお2人も出演をする浅井企画の若手ライブ「55NEXT」。
毎月、55・54・53のという3段階に分かれたライブを開催しており、お客さんの投票によって昇格や降格が決定します。
日時:2021年10月1日(金)開場19:20 開演19:30 (~21:00頃終演予定)
会場:バティオス with 藤崎翔(新宿区歌舞伎町2-45-4)
出演:ラヴィンラフィン/ミリオンダラーベイベー/ぬえ/オテンキ/マリオネットブラザーズ/リクロジー/アモーン/でっかい!くぼた/ジャイアントジャイアン/上木恋愛研究所/元祖いちごちゃん/インデペンデンスデイ/ニュークレープ/ドドん
ゲスト:忘れる。(フリー)
チケット:会場観覧チケット 前売1,500円/当日1,600円(整理番号付き・全席自由)
イベントの詳しい情報や、ご来場の際の注意事項などに関しては下記の浅井企画のホームページをご覧ください。
浅井企画:http://asaikikaku.co.jp/news/live/9555.html
(文・取材:Quick Timez編集部)
(写真:RYOSUKE MAEJIMA)