画像:時事
元「猿岩石」のメンバーである森脇和成さんを招き、芸人のセカンドキャリアについて特集した23日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送中、MCのEXIT・兼近大樹さんが優秀な人材としてスカウトを受ける場面が。
EXIT兼近、芸人引退後のセカンドキャリアに言及「いつ打ち終わるのか」
23日、元「猿岩石」の森脇和成さんをゲストに招き、引退したお笑い芸人のセカンドキャリアについて特集を組んだ「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その放送中、EXIT・兼近大樹さんが転職に興味を示すシーンがありました。
この日、お笑い芸人のセカンドキャリアをサポートする専門家も同席し議論が交わされた特集に、自身の今後について言及した兼近さん。
「そもそも社会に適応できないから入ってきたんですよ。社会で何もできなくてこの世界来たんでまた社会にいけるんだというのは驚きですけどね」と持論を展開。
ただ、自身を照らし合わせると芸能界を離れた生活は「なんか無理なような気はしますけどね。僕は」と冷静に分析していました。
一方、現在のお笑い芸人事情については「今やってる芸人さんってめちゃくちゃ賢いんですよ」、「おまえ芸人じゃなくてもやっていけるじゃんって、いつも思っちゃう人がどんどん入ってきて、すごいなこの才能があってなんで芸人やるんだろう」と、東京大学卒業など芸人が高学歴化していると指摘。
「不思議な場所になってきた」と変化を複雑な表情を浮かべていました。
「嬉しいけど」セカンドキャリアに興味津々の兼近にファンは複雑
「いつ打ち終わるのか」と自身の引き際に言及しつつ、昨今のお笑い芸人事情を分析した兼近大樹さん。
その後、「僕、どうしても気になるのが芸人さんで就職できる人、芸人さんでもタイプがいていじられて活躍する人、いじることで活躍する人、真ん中でバランスを取るバランサーとか、あと壊すクラッシャーの人とかタイプがいっぱいいるんですよ」と芸人でも多種多様なタイプが存在すると指摘。
「武器が全員違う」と、セカンドキャリアを見つける上では様々な道があると述べました。
すると、自身のタイプについては「僕はちょっと変わったタイプですけども」と分析した兼近さん。
専門家からも「兼近さんの場合はボケ、明るいボケ、りんたろー。さんが書いてるからネタ書かない、MCができるという亜種タイプ」とされると、与えられた役割でスター性を発揮する「ステージスター型」ということが判明しました。
そして、「今すぐにほしいくらいです」と即戦力としての太鼓判まで押されることに。
芸人以外の能力も認められた兼近さんでしたが、ただ複雑なのはファンの心境。
兼近さんが芸人以外で生きていくことができるとされたことに、
《かねちーが褒められてるのは嬉しいんだんけど、なんか複雑…》
《兼近さん、セカンドキャリアとか考えないでずっと長い一発屋やっててください》
「表舞台から姿を消したあとのかねちーの活動も気になるんだけど…やっぱずっとみんなを笑顔にしてほしいかな》
などとまさに悲喜こもごもな状態。
昨年放送のバラエティ番組では、自身の引退を「2022年」とほのめかしていた兼近さん。
今年には既にCDデビュー、来月には小説家デビューを飾りますがやはり「Xデー」以降のことは常に考えているようです。
(文:有馬翔平)