文:有馬翔平

橋下徹「まず国会から協力しなさい」進まぬ教育の『オンライン化』に猛クレーム

橋下徹

画像:時事

新型コロナウィルスの蔓延で、導入が叫ばれるオンライン教育について議論が交わされた19日の「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。

するとその放送中、MC橋下徹氏が国会議員へクレームを口にする場面が。

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橋下徹、進まない教育の『オンライン』化に苦言

19日、新型コロナウィルスの蔓延で導入が叫ばれるオンライン教育をテーマに議論が交わされた「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。

その放送中、MC橋下徹氏がオンライン教育に導入とともに一律カリキュラム廃止を指摘する場面がありました。

児童の間での感染を防ぐために導入が進む「オンライン教育」。

しかし、なかなか普及しない実態に橋下氏は「なんでオンラインが進まないかというと、今の教育が対面を原則とすることを鉄則として色んなシステムが出来ているから」とコメント。

「対面が原則だからオンラインに馴染まない」と日本教育の慣習を指摘しました。

その後、「やり方自体を根本的に改める」と述べた橋下氏。

「対面じゃなくてもいいというのを原則に」とした一方、「対面じゃなけれオンライン化を進めて、全員が一緒のカリキュラム、スケジュールに乗ることはなく、本人の個人の能力、進度に合わせてプログラムを進めるという風にどんどん変わってくる」と、オンライン教育に伴って教育方式の改革を訴えました。

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「まず国会から協力しなさい」国会議員の解釈不足にチクリ

オンライン教育の普及にあわせて、一律カリキュラムの廃止を訴えた橋下徹氏。

「対面じゃなくてもいいよというのに踏み切れるかどうか」とオンライン教育への思いの丈を全て述べると、話題は教育の現場よりもオンライン化が遅れる国会へ。

乙武洋匡氏がオンラインでの国会出席も「出席と解釈できる」と主張すると、「絶対そうだと思う。だから僕はあの人ら解釈能力なしなのかって言いたい」と橋下氏も追随。

「国会なんてグチャグチャよくわからない議論やって、あんなのオンラインで全然いいじゃないですか」、「国会の方がオンライン化しないのに、民間の方にはオンライン化しろオンライン化しろなんて…何考えてんだと」と橋下節を披露し、「まず国会から協力しなさい」とバッサリ。

この国会のオンライン化については視聴者からも、「ほんそれ。オンラインにすれば国会にかかる警備費や新幹線や飛行機などの移動費が削減できるだろうに」などと、オンラインを国会にも導入すべきという声が寄せられていました。

その後、「なんでオンライン嫌がるか知ってます?」と出演者に問いかけた橋下氏。

「簡単に欠席がバレちゃうから、インターネットでチェックされちゃうから」と、国会議員がオンライン導入に消極的な後ろめたい理由を指摘すると、スタジオからは笑い声が上がっていました。

(文:有馬翔平)