画像:時事
お笑い芸人の「たむけん」ことたむらけんじさんが出演した4日の「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。
放送中、MCである橋下徹氏が大阪府知事在任時にたむらさんが「市長をやらせてほしい」と直訴していたことが明らかに。
すると、そのたむらさんへ返した橋下氏の言葉に注目が集まっています。
たむけん、橋下徹へ大阪市長当選を直訴
4日、MCである橋下徹氏とプライベートで出会うことも多いという「たむけん」こと、お笑い芸人・たむらけんじさんが出演した「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。
この放送中たむらさんが過去、橋下氏へ大阪市長出馬を直訴していたことが明らかになりました。
この日、出演したたむらさんとの関係に「プライベートで会うことの方が多いのかな?」と回答した橋下氏。
知事に当選する直前にもたむらさんが経営する「炭火焼肉たむら」へ足を運んでいたことを口に。
普段から親交があるという2人。
すると、たむらさんが「昔ね…」と橋下氏との忘れがたい思い出について振り返りはじめたのでした。
「俺が血気盛んだったころ、俺も今考えたら何やってたんだろと思うけれども」と切り出したたむらさん。
当時、橋下氏が大阪府知事から大阪市長選へ出馬しようとしていた「ダブル選挙」のころで、「橋下さんが知事だったのは『すげえな』と思ってて、そうなるとなった時に『橋下さんに負担かけたらアカンな』思うて」と、ある決心をして橋下氏のもとを尋ねたのだそう。
そして、「橋下さんのところにわざわざ行って、『橋下さん、僕に市長をやらせてください』言って」と、大阪市長選に立候補を名乗り出たことを明らかに。
「橋下さんに言うたん。本気で」と、当時を会話を告白したたむらさん。
この事実に進行のサバンナ・高橋茂雄さんは「えー!」と驚いた一方、「市長なめんなよ!」とたむらさんを諫めていました。
「ド正論」橋下の返事に視聴者も頷く
橋下徹氏が大阪府知事から大阪市長へ打って出た当時、「市長をやらせてください」と橋下氏に直訴していたことを明かしたたむらけんじさん。
しかし当時、出馬のお願いを聞いた橋下氏は「田村さん、お気持ちはわかりますけどめちゃくちゃ地味な世界です」と指摘。
「そんな華やかな世界から市長になったら、そのギャップにやられると思うんで、もし本気だったら一回市議とか、そんなところからやって…」と、たむらさんを説得したのだそう。
そして橋下氏からも説得され、さらに「たむけん、これは無理やで」とたむらさんを支持していた人物も難色を示したため出馬を見合わせたのだとか。
ただ、このエピソードに視聴者は大激怒。
「放送終了後、たむけんさんが出馬しようとしていた話にネット上は憤慨。市民ではなく橋下さんのためという理由から市長選に意欲をみせたことへ『なめんな腹立つわ』、『ふざけるのも大概にしてほしい』、『うちわだけの盛り上がりはやめろ』などと厳しい意見が相次いでいました」(テレビウォッチャー)
そのためか、たむらさんを説得した橋下氏に対しては、
《市議から始めろはド正論》
《本当に政治家になりたいんだったら市議から始めるよね》
《橋下の言葉だけが唯一の救い。笑いごとじゃないからなこれ》
などと、たむらさんを制止した橋下氏に称賛が寄せられたのでした。
その後、「一緒に火中の栗を拾おうと言われた時は、嬉しかったですけどもね」と当時を振り返った橋下氏。
しかし内心は視聴者と同様な意見を考えていたのでしょうか。
(文:有馬翔平)