文:有馬翔平

卓球・水谷隼選手、『スッキリ』で五輪会場の照明問題に言及し視聴者ザワつく「わざと話してる?」

水谷隼

画像:時事

東京オリンピックで、男女混合ダブルスで日本卓球界史上初の金メダルを獲得した水谷隼選手。

11日の「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演すると、明らかにしている引退の考え、さらに試合で欠かせなかったサングラスの秘密について赤裸々に語りました。

すると、その水谷選手の言葉に視聴者が騒然とする事態に。

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卓球・水谷隼、『引退宣言』の胸中を明かす「卓球するのがストレス」

11日、東京オリンピックの卓球男女混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼選手が「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演。

試合後に引退を表明したことに、その胸の内を明かすシーンがありました。

引退表明から数日経過した水谷選手。

その意思について問われると「変わらないですね」と、引退という決意に変化はないと断言しました。

そして、引退を決意した理由について「燃え尽きたというのもそうですし、この数年間苦しくてとにかく練習するのが苦しい、辛い…卓球も楽しめてなかった」と卓球に対する思いを吐露。

「これからもし卓球を続けるとなると金メダルを期待されるので」という周囲のプレッシャーには「そこまで自分が今いける自信はちょっとないかなというのはあります」と語りました。

また、そのメンタルに影響を与えた「目の不調」にも言及。

2018年の試合最中、目に異常を感じた水谷選手は以降、「常にストレスを感じているというか…卓球するのがストレス」と、卓球に対し嫌悪感を抱き始めたのだそう。

それはいつしか「毎日練習に行くのが辛くて、『常に卓球から離れたいな』って」という気持ちに。

水谷選手はその後、目の異常を回復すべく治療を受けましたが、「そこから一度も回復することはなく」、「そこでレーシックしたりとかサングラスかけたりとか、今はコンタクトもつけてますし色んな治療をやってたんですけど結果として完治まではいかなかったです」と治療の結果を明かし、それが引退表明に繋がったことをカメラの前で明らかにしていました。

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「カオス」照明へのコメントに視聴者ざわつく

引退表明に至った理由をカメラの前で明かした水谷隼選手。

さらに番組ではその後、水谷選手が試合中着用していたサングラスの話題に。

「卓球の会場はもともと明るくて、観客席が暗いことが多い」と、会場事情について説明した水谷選手。

「ボールが白いので結構光とボールが被ってしまうことが多い」と見づらい上、特に東京オリンピックでは「今回の会場の照明がものすごく強かった」と照明が強かったとして直前にサングラスを使用することを決めたのだとか。

その決断が結果、金メダルに繋がったことに驚く「スッキリ」の出演者ら。

しかし、視聴者はこの水谷選手の言葉に動揺することに。

「東京オリンピックの卓球競技では、伊藤美誠選手がメディアのライトがまぶしいと試合中抗議する場面がありました。そのメディアが試合後、日本テレビに撮影クルーだったと報道され、また『スッキリ』の森圭介アナらしき人物が映っていることに同番組へ抗議が殺到。しかし、何も説明されない中で水谷選手が登場したことで疑惑が再燃、様々な憶測が飛び交ったのです」(テレビウォッチャー)

実際、ネット上には、

《水谷選手呼んでライトの話…わざととしか思えん》

《なんで水谷選手だけなの?美誠ちゃんも呼ぶべきなのに…やっぱそういうこと?》

《謝罪しないから、水谷選手しか来なかったんだろ》

などと番組へ疑いのまなざしを向けるコメントが多数見られました。

オリンピック閉幕後もくすぶり続けている「妨害ライト事件」。

番組とは無関係でもコメントも出さない限り、この騒動は収拾つかないのかもしれません。

(文:有馬翔平)