画像:時事通信フォト
元プロボクシング・ライトフライ級の世界王座で、現在はバラエティータレントとしてもお馴染みの具志堅用高さん。
11日の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演すると、93歳で亡くなった実父との思い出について語りました。
するとその最中、実父が館長を務めていた「具志堅用高記念館」内のある「事件」を明かすシーンが。
具志堅用高、ボクシング現役時代の記念品の盗難を明かす
11日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にゲスト出演した元プロボクサーでタレントの具志堅用高さんが、自身の記念品を展示している「具志堅用高記念館」で発生した「盗難事件」について明かすシーンがありました。
具志堅さんと言えば元ライトフライ級のチャンピオンで、13度の防衛に成功したボクシング界では伝説の選手。
そんな具志堅さんは93歳で亡くなった実父との思い出をこの日、カメラの前で明かしました。
具志堅さんの試合には必ず訪れていたという実父。
すると、MC黒柳徹子さんから「具志堅用高記念館の館長でもあったんですって?」と故郷・石垣市にある「具志堅用高記念館」の話題に。
これに「私のデビューの時からのものをずーっと管理してたんですよね、親父が」、「何十年間もやっていたんですよ」と感慨深げに語った具志堅さん。
さらに、番組では「具志堅用高記念館」の内部を画像で公開し、サンドバッグが吊るされリングを再現したブースがあることを紹介。
しかし、その館内の画像が紹介されると「で、ここに色んなものが置いてあったんですよ、グローブとか」、「でも今は何一つここにないんですよ」と現在は何も展示してしないとことを具志堅さんが指摘しました。
「どうしたんですか?」と尋ねる黒柳さんに対し、具志堅さんは「観光客の人が持っていっちゃったんだね」と来館者が持ち帰ってしまったと暴露。
「パンチンググローブとか現役の時に使ってたものとか…使ってサンドバッグ叩いてほしいっておいてたんですけど」、「いつしか私が何年ぶりに帰ったら、何にもなかったんですね!」と多数の展示品が盗難に遭ったことを明かしたのでした。
「そんなことって…」と絶句する黒柳さん、しかし具志堅さんは「まあファンがいたから、しょうがないなと思って」と盗難された事実に半ばあきらめている様子を見せていました。
「ファンでもなんでもない!」盗難の事実に視聴者激怒
自身のゆかりの品を展示する「具志堅用高記念館」で、盗難被害に遭っていたことを明かした具志堅用高さん。
「しょうがない」と番組でコメントしたものの、盗難されていた事実に視聴者からは怒りの声が。
《持っていったというかそれ立派な窃盗ですよ。ファン失格!》
《ひどすぎる。そんなんファンでもなんでもない!》
《これ見て心当たりある人は返してあげて!》
などと、一線を越えてしまった来館者へ厳しい言葉が相次ぎました。
しかし盗難被害が多数遭った「具志堅用高記念館」ですが、以前から来館したことのあるファンの間ではセキュリティーに心配の声が上がっていたのだとか。
「『具志堅用高記念館』は具志堅さんが実際に使用した器具やベルト、トロフィーなどを間近で見ることができ、まさにファンにとっては一度は訪れてみたい場所です。しかし実際に訪れたファンの中には『防犯カメラとか置いた方がいいかも』とセキュリティーを気にする声も確かにありました」(芸能ライター)
グローブのほか、練習で使用していた縄跳びも盗難されているという具志堅さん。
放送では「もう鍵を閉めていますけど」とセキュリティーを強化したことにも触れていましたが、あとは展示品が無事戻ってくることを祈るばかりです。
(文:有馬翔平)