画像:時事通信フォト
30日に放送された「東京2020オリンピック」(フジテレビ系)。
放送中にテレビ局側のミスで“ある映像”が映し出されてしまい、その内容がネット上で話題となりました。
一体、どのようなミスがあったのでしょうか?
フジテレビ、日本選手と韓国選手の写真を間違える凡ミス
30日に放送された「東京2020オリンピック」(フジテレビ系)。
この日は様々な競技が開催される中、フェンシング男子によるエペ団体の決勝戦が行われ、日本からは2019年に開催されたワールドカップアルゼンチン大会の優勝チームメンバーだった宇山賢選手、山田優選手、加納虹輝選手、見延和靖選手の4人が出場しました。
日本チームは決勝戦でロシアオリンピック委員会(ROC)を45‐36で破り、日本フェンシング史上初めてとなる金メダルを獲得。
見事優勝が決定となり、幕張メッセから中継されていた映像がフジテレビスタジオに戻ったのですが、その際にスタジオで座っていたメインキャスターでアイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五さん、柔道家の野村忠宏さん、元女子プロゴルファーの宮里藍さんらの上部に、CGで大きく日本選手たちの画像が映し出されました。
ですがこの画像、よく見ると選手のうちの1人の腕に大きく「KOREA」の文字が。
実は日本選手4人を映し出すはずが、見延選手、山田選手、宇山選手と韓国の朴選手が映っていたのです。
一旦コマーシャルを挟んだ後、アナウンサーから「先程、スタジオで皆様にお見せした写真の一部に誤りがありました。大変失礼いたしました。」といった内容の謝罪がありましたが、加納選手に対してあまりに失礼なミスであることや、本来間違うはずのない写真を使用していたことなどから、視聴者の間では
《流石フジテレビ。金メダル取ったフェンシング団体の4人の集合写真のうち、一人を韓国選手にすり替えるとは。ユニフォームにKOREAって書いてあるのに「間違えました」ってそんなわけ無いだろ。》
《どうやって間違えるんだよ。わざとでしたって言え》
《ありえない!あまりにも失礼すぎる!》
《フジテレビ、どうやったらこんな間違いが出来るの?故意と疑われても仕方ないですよ。》
など、大量の批判コメントが寄せられていました。
表彰式の放送もなく、さらにブーイング
さらに、前述の通り“日本フェンシング史上初めてとなる金メダル”だったにも関わらず、地上波での生中継は表彰式が始まる前に放送時間終了。
21時からは同局のバラエティー番組・「ウワサのお客さま」が定刻通り放送されました。
これには視聴者の不満もさらに爆発してしまい、
《表彰式スキップはまじでありえなかった。》
《表彰式中継しないって、選手に対して敬意無さすぎ。》
《メダルセレモニーを楽しみにしてたのに、、》
など、多くのブーイングを呼んでしまったのでした。
テレビ欄などにも、「延長の場合あり」と表記され、放送時間が延びることも予想される書き方になっていた今回の番組。
スポンサーとの兼ね合いなど、テレビの裏側にも様々な問題があるのは重々承知ですが、選手の写真選定ミスがこれらのブーイングを生んださらなるキッカケであることは間違いなさそうですね。
(文:Quick Timez編集部)