(※画像はイメージです)
27日に放送された「最前線!密着警察24時」(TBS系列)。
秋葉原の警察が、違法メイド喫茶を摘発する様を放送しました。
謎のネーミングがふられたまがまがしいドリンクや、メイド服に身を包んだ従業員らが警察に連行される異様な雰囲気に視聴者は心のざわつきを抑えられなかったようです。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
「密着警察24時」違法メイド喫茶を摘発!謎の「女の子ドリンク」に視聴者ザワザワ
27日に放送された「最前線!密着警察24時」(TBS系列)。
秋葉原の警察が、違法メイド喫茶の摘発をする様を放送しました。
オタクの聖地である「秋葉原」は、石を投げれば地下アイドルかオタクに当たると言っても過言ではないくらい、コスプレに身を包んだ女性やそういった女性を応援し群がる男性がひしめく街です。
当然、入るお店もオタクの妄想を現実にしたようなお店が喜ばれるので多くなっています。
秋葉原では今、違法メイド喫茶が激増しているようで、警察は警戒を強めているそう。
摘発するため、違法営業をしているとマークされているメイド喫茶に捜査官が潜入。
あらかじめ仕込まれている隠しカメラが客引きの男性から「女の子ドリンク」というワードを引き出します。
淫らな想像しかできないネーミングの「女の子ドリンク」とは、お客様の横についたメイドへ提供する飲み物の総称のようですが、飲食店では横について接客すること自体がNGで、バーカウンター越しであったとしても違法だとのこと。
違法行為を確認した警察らは一斉に動き出し、従業員たちが店外へ逃げないよう一気に封じ込めます。
従業員らは物々しい雰囲気の中で、男性スタッフやメイド服を身に着けた女性従業員ら総勢30名超を縄でぐるぐる巻きにして連行します。
視聴者からは
《怪しいメイド喫茶には女の子ドリンクというメニューがあるらしい…》
《女の子ドリンク? え?なんか変な想像しちゃったのは私だけ?》
《女の子ドリンクって意味深だな》
《掻き立てられるよね、女の子ドリンク》
など、一斉摘発という緊張感あふれる決定的瞬間を目のあたりにしてもなお、卑猥なネーミングの飲み物や、メイド服の女性が警察に連れて行かれる様に、ザワザワ込み上げてくるものが抑えきれない書き込みが寄せられました。
「知らなかった!」では済まされない飲食店の接待行為
今回、摘発されたメイド喫茶ですが、午前0時以降の深夜に営業するバーやスナックなどの飲食店において避けては通れない問題が「接待行為」についてです。
午前0時以降にお酒をメインに営業する店は「深夜酒類提供飲食店営業」にあたり、風営法により管理されています。
しかしそれでは接待をすることは許されません。
もし、接待をした場合には「風俗営業許可」を取得するなど手順を踏まねばならず、そうでなければ違法営業となり、今回、摘発された理由もそれに該当します。
ここで指す「接待」とは、客の隣に腰をかけ会話したり、お酒を一緒に飲むことなどです。
カウンター越しに会話するのは、接待なのかどうかは微妙なところですが、短時間であれば問題ないとされているものの、一緒にお酒を飲んだり、カラオケでデュエットなどというのは明らかに接待行為なので、「深夜酒類提供飲食店」の届出では許されません。
他にも未成年であるにも関わらず雇用したり、深夜に働かせる行為は立派な違法行為。
もしそれらが公となれば、2年以下の懲役や200万円以下の罰金など重い刑罰が待っています。
風営法違反で摘発されないためには違法行為をしないことが一番ですが、あいまいで抽象的な規程が多く、従業員ですら何が違法行為なのか分からないことも多いそう。
警察は常に目を光らせており、開店当初はクリーンだったにも関わらず、だんだんと風紀が乱れて摘発といった事態にならないよう、店側も利用する側としてもある程度の線引きは必要です。
(Quick Timez編集部)