画像:時事通信フォト
5月3日(月)の『アイ・アム・冒険少年』(TBSテレビ19:00~)ではあばれる君が購入した山でログハウス作りやブランコ、そしてピザ作りなど、自然を満喫する内容でしたが、そのロケの在り方に疑問の声が上がっています。
ロケ中ずっとノーマスクで騒ぎっぱなし
5月3日(月)放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBSテレビ19:00~)「あばれる山 みんなで遊びに来たよー2時間SP」というタイトルで始まりました。
あばれる君が自腹の300万円で購入したという山に岡村隆さん、田中直樹さん、フワちゃんなど冒険メンバー8人がやって来ました。
そこであばれる君指導のもと、ログハウスの土台を作ったり、ブランコ作り、ピザ作りなどをしていきます。
大自然の中で木や土に触れてとても気持ちよさそうで、皆の表情も楽しそうでしたが番組開始早々から視聴者はヒヤヒヤした気持ちに。
というのも、出演者全員がノーマスクで大声ではしゃいでいたのです。
初めのうちはソーシャルディスタンスを取っていたように見られますが、重い石をバケツリレーで運んだり、火をおこしたりする際にはかなり密着した状態に。
しかも屋外だからと安心したのか、皆大声で喋ったり笑い合ったりしている様子も確認されました。
そして、最も衝撃だったのがピザ作り。
石を積み上げてピザ窯から全て手作りで、ピザ自体も小麦から小麦粉を作るというところからやっていきます。
食べ物を作っている訳ですが、手袋をしている人は誰もおらず、牛乳からモッツァレラチーズを作る工程では分離したチーズ成分をお湯につけて揉むということを何度も人が入れ替わって素手で触っていたのです。
小麦粉が出来たら今度はあばれる君が一人でピザ生地をこねていくのですが、この時も素手。
それぞれのメンバーがソースを塗ったり具をのせたりと共同作業で一枚のピザを作っていきます。
そして焼きあがったピザをみんなで分けて食べて、また「おいしー」と大声で言っていました。
コロナ禍ならではの番組作りを
これがコロナ禍以前のロケであればとてもいい企画で何も問題なかったのだと思います。
しかし、東京を含めていくつかの地域では緊急事態宣言下での放送となることに配慮が必要だったのではとも思います。
番組を見ていた視聴者からも、
「冒険少年、大好きなんだけどマスクしてないの心配なんだよね。野外だから大丈夫なわけではないし、マスクなし、密な上に一緒にごはん食べてる…違和感を感じるの。」
「これってコロナ前の撮影を放送してんのかな?スタッフは全員マスクしてるのに出演者は近距離で騒いで喋って完全にコロナ無視だよね。テレビでこういうのが当たり前のように放送されるから見てる人に現状の緊急事態宣言が軽くみられるんだよね」
「アイアム冒険少年ちょっと見たけどコロナ禍とは思えない密接。いくら外とは言え低レベル。マスクなし。バラエティはなんでもあり?ニュース系は間隔あけてやってるけど、、、どうなってるの?テレビ界」
「山中とはいえ、マスクなしで芸人が大声でワーキャー。直前のNスタで視聴者を説教して脅しまくって。あきれ果てています。」
「え。 ノーマスク。 屋外だからって大勢でワイワイ。 これアルコール無いだけで河原でバーベキューしてたり公園で飲んでる人と同じじゃ無いの? テレビの世界ってコロナの無い異世界なのか」
「芸能人がマスクもなしで密で楽しそうにしてればそりゃ一般人もそうするわな。取り締まるべきは飲食店よりメディアじゃない?」
「冒険少年、外の撮影だからってマスク無し。共演者の距離近い。大声で叫ぶ。とても不愉快。」
「食べるんだ~。 マスクもしないで素手で作ったやつ」
といった厳しい意見が上がっています。
冒険メンバーには全員にPCR検査をして陰性が確認されているのだろうとは思いますが、人気のある番組だからこそ、不自由な中でもこういう楽しみ方もあるというような企画を練ってくれることを期待しています。
(文:Quick Timez 編集部)