29日、漫画家の芦原妃名子さん(あしはらひなこ、本名は松本律子⦅まつもと・りつこ⦆)が死去しました。
自殺とみられています。
芦原さんは漫画「セクシー田中さん」(小学館)の作者で、同作は2023年10月期に日本テレビ系列でドラマ化されましたが、26日に自身のX(旧Twitter)にて、ドラマ脚本を巡りトラブルがあったことを窺わせる意味深投稿をした直後の出来事だけに、ネットには波紋が広がっています。
今回は、芦原さんのプライベートを調べてみました。
芦原妃名子が死亡!原作から大きく逸脱した内容に何度も苦言呈すも届かず急転直下の幕引き
29日、漫画家の芦原妃名子さん(あしはらひなこ、本名は松本律子⦅まつもと・りつこ⦆)が死去しました。
自殺とみられています。
芦原さんは漫画「セクシー田中さん」(小学館)の作者で、同作は2023年10月期に日本テレビ系列でドラマ化されましたが、26日に自身のX(旧Twitter)にて、ドラマ脚本を巡りトラブルがあったことを窺わせる意味深投稿をした直後の出来事。
今回のドラマ化に際し、芦原さんは放送前の10月上旬に発売された同作最新巻の冒頭に「原作から大きくそれたと私が感じた箇所は修正」、「恐らく8話以降に収録されるはず」、「あれこれ悩みつつ今回はこういう形をとらせていただくことになりました」とメッセージをつづりました。
その後、12月の最終回放送日に同作脚本を務めた相沢友子氏が自身のインスタグラム(アカウント非公開)を更新し、「原作者たっての要望があり…残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」と投稿したほか、「私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者。誤解なきようお願いします」、「この苦い経験を次へ生かし…」など双方ともにコミュニケーションがスムーズにとれていなかった様子。
そして、26日に芦原さんが同ドラマの9・10話の脚本を執筆することになった経緯を長文で説明しますがその後に削除されます。
28日には「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」という更新直後に行方不明となり、翌29日に遺体が見つかりました。
芦原さんの告発と「死」という最悪の結末には大きな反応が見られ、芦原先生のファンらは一様に打ちのめされた悲しみをネットにぶつけています。
芦原妃名子のプライベートは?家族は?
氏名:芦原妃名子(あしはらひなこ)
本名:松本律子(まつもとりつこ)
生年月日:1974年1月25日(50歳)
出身地:兵庫県
職業:漫画家
血液型:O型
1994年の二十歳の時に、「別冊少女コミック」(小学館)ないの「その話おことわりします」にて漫画家デビューした芦原さん。
今回テレビドラマ化された「セクシー田中さん」のほか、少女から大人になるまでの繊細な心を見事に描き切った「砂時計」(小学館、のちに小学館漫画賞を受賞しテレビドラマ化や映画化)といった代表作がありますが、そのプライベートはベールに包まれていました。
自殺する数日前に50歳の誕生日を迎えただけでなく、今年は漫画家になり30年という節目の年でもあった芦原さん。
行方不明者届が出されたことから同居している家族がいたとしても不思議ではありません。
それが両親なのか夫なのか、あるいは仕事上の付き合いがある人物なのかまでは不明ですが、芦原さんが思い悩み追い詰められていることを目の当たりにしていたことから、近しい間柄であると思われます。
芦原さんは過去にブログをしており、そこで2019年に結婚報告をしたようですが、現在は閲覧できなくなっているため事実はわかりません。
また、4年前の結婚では40代半ばとなっていることから子どもはもしかするといないのかもしれませんが、そこまでは分かりせんでした。
また、芦原さんの夫は「心療内科医」ではないかとする噂がささやかれています。
しかしそれは、芦原さんの作品「Piece」(小学館・2008~2013)内で主人公の母親が心療内科医のため、早合点したのではないでしょうか。
少なくとも、芦原さんが夫の職業について言及した事実は見つけられず、職業は分かっていません。
漫画家として長きに渡り第一線で活躍し続けてきた芦原さんだけに、心血注いで描き上げた作品こそが我が子だったのかもしれず、その世界観が守られなかったことを看過できずに自らの命を経ってしまったのならば、あまりにも悲劇です。
脚本家側の意見としては、テレビドラマ化する以上は面白いものを作りたいという気持ちがあったことも無視できず、非常に難しく繊細な問題ですが、人ひとりの命が失われたという事実に、これ以上悲しい思いをする人が増えないことを願うのみ。
芦原さんのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
(文:Quick Timez編集部)