文:有馬翔平

EXIT兼近「そんな人に祈りたくない」宗教を信じない達観した心構えを披露

兼近大樹
画像:時事

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宗派によっては厳格な修行をしなければならない、特に規則は設けられていないなど様々な形態がある出家の世界を特集した17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとEXIT・兼近大樹さんが、出家や宗教観というものに独自の考えを披露しました。

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EXIT兼近、出家に疑問「ズルいなとは思います」

17日、何か月にも及ぶ厳しい修行もあれば特に規則もない出家というものを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その出家や宗教観に対し、EXIT・兼近大樹さんが自身の考えを披露するシーンがありました。

この日、過去の番組出演者が出家したことや、副業なども許されているありとあらゆる出家の世界を紹介した同番組。

この話題に「出家、いいと思いますよ」と肯定していた兼近さんでしたが、「煩悩をなくすってことですよねおそらく。で、また来世でいい人間にみたいな得を積むってことですよね…煩悩にまみれてるなと思いますね、逆に」とポツリ。

「修行することでいい思いをするってズルいなとは思いますけど」と独特の感想を述べました。

すると相方のりんたろー。さんから「もしかして兼近くんって出家してる?」とツッコまれ、あらゆる煩悩をシャットアウトしていると指摘されると「俺、自分で出家してるんで」と不敵な笑みを浮かべていました。

またその後、「お寺とか神社みたいなところに、俺が今まで言ってきた言葉を名言にしてお坊さんが書いてくれたりもするんですよ」と自身の発言が説法でも使われていると明らかにした兼近さん。

「兼近さんは煩悩とかを超えてすでに悟りの境地ですよね」と平石直之アナウンサーからもその心構えが称賛され、「動じない、ある意味無敵」になった理由について問われると「『アメトーーク!』のドッキリで驚かなすぎてカットになりましたけど」とジョークを交えつつ「汚いものをいっぱい見るっていうのはいいのかもしれないですね」と、幼少期の頃から良く悪くもたくさんの経験を積んできたことが背景にあると分析していました。

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「祈りたくない」兼近は既にセルフ悟りの境地?

出家というものに対し自身の考え述べた兼近大樹さん。

さらにその後、兼近さんはぶ仏教や宗教への信仰というものについて「信じてね、『すくわれるもの』なんて足元だけだと思ってるんで」と舌鋒鋭いコメント。

「どんなに神を信じたって金保留は外れるんですよ」とパチンコでの例を挙げつつ「あとシンプルに祈るわけじゃないですか、神様とか仏様に。でも何かあったらバチをあててくるわけじゃないですか。自分の意にそぐわない人にバチをあててくる人に祈りたくない」と指摘しました。

すると、番組を観ていた視聴者は兼近さんの宗教観に刺激を受けたようで、

《いるかわからない神様より兼近教。こういう深い言葉を明るく連発する彼を私は崇めている》

《かねちーは私よりも年下だけど人生経験豊かだし学ぶことが多い。私も悟りを開いて動じなくなりたい》

《本当いつも人生何回目?という言葉に感銘受けています。私もすっかり兼近教信》

などとコメントが寄せられていました。

これまでホームレスになったことなど過酷な経験を語ってきた兼近さん。

その経験から来る人生観に惹かれるファンも多いようです。

(文:有馬翔平)