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民間企業の「ブランド総合研究所」が発表する「地域ブランド調査」。
その結果が14日に発表され、長らく最下位に沈んできた茨城県がついに低迷から脱却しました。
しかし、茨城県に住む人々とっては朗報であるはずの出来事にもかかわらず、悲鳴が上がる異常な事態に。
「どうして!」と悲しみの声が上がった、そのワケとは?
魅力度ランキングで茨城県『42位』!8年ぶりの最下位脱出!
15日、ブランド総合研究所がまとめた「地域ブランド調査」の結果が発表、全国の都道府県の「魅力度」ランキングで8年間にわたり最下位だった茨城県が42位に浮上し、汚名を挽回させました。
この発表に茨城県内の各機関は歓喜、インターネットを通じて喜びの声を寄せました。
一方、茨城県に代わり最下位に沈んだのは、隣県である「栃木」。
日光東照宮や鬼怒川温泉など観光地、湯波(※栃木では湯葉ではなく湯波表記)や佐野ラーメンなど名物産も多数そろえているにもかかわらず、新田にワースト1になってしまった現状に栃木県民からは悲鳴が。
「栃木いいいいいい」
「何で栃木が最下位なんだ……」
「埼玉(38位)や群馬(40位)よりも、よっぽど魅力があるだろ!!」
などと、コメントが殺到しました。
茨城県民には『悲報』?最下位脱出を残念がる声
ただ今回、魅力度ランキングが発表されて悲鳴を上げたのは栃木県民だけではありませんでした。
悲鳴が上がったのは、最下位を脱出して喜ばしいはずの茨城県民からだったのです。
その理由、それは「魅力度ワースト1」という魅力が失われ、42位と中途半端な順位に浮上してしまったこと。
実際、この順位に納得できない県民が多いようで、
「42位って高くもないし、目立つ順位でもないし微妙」
「これなら最下位で良かった」
などと、ため息が。
今回、茨城県が最下位を脱却できた背景には、県出身のタレントがアピールしたことが功を奏した結果だと分析されています。
ここからは上位を目指して駆け抜けるだけでしょう。
(文:有馬翔平)